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#9 「最初はグー」の人、逝く

『8時だョ❗全員集合』は、放送当時、小学生だった自分たち世代にとっては、まさしく、ど真ん中で、TV画面の中でコントを繰り広げるドリフターズのメンバーの中で、ズバ抜けて面白いのが、志村けんだった。

当時、ドリフで流行ったギャグのほとんどが彼のもので、東村山音頭、ヒゲダンス…数えあげれば、キリがない…。

しかし、根は真面目で、もの静かでシャイな性格だったという。

TVで見ていた「バカ殿」や「変なおじさん」は、完全にコントの中の作られたキャラクター…とゆーワケだ。

「アイ~ン❗」や「だっふんだ❗」といった、わかりやすいフレーズやキャラクターは、子どもたちにはバカ受けである。(^_^;) 

ちなみに今の時代の子どもたちにも受け継がれている、志村けん発のフレーズがある。

それは、ジャンケンの時の「最初はグー」…である。

当時、ドリフの後半のコントで、西部劇風の酒場のセットに、志村けんと仲本工事がガンマンの格好で現れ、ジャンケンで決闘する…とゆーのがあったが、そのジャンケンの時のフレーズが「最初はグー」…。(^_^;)

あれはジャンケンの時に、いつもタイミングが合わなかったりするので、「最初はグー」を付け加えた…と、何かの番組だったか、インタビューで語っていた。

それ以来、ジャンケンする時に「最初はグー」と言うのは、わりと普通に世間にも広まった。

それ言い出したの、志村けんが最初なんだよ…て事は知らなくても、今の子どもたちも普通に使ってたりする。

知らないうちに浸透していた、お笑い界の大御所が考案したフレーズ…。

本当に偉大な歩みとは、そーゆーものなのだろう…。(ーー)

そして今また、コロナウイルスを甘く見るなよ…と教えてくれるかのよーに、逝かれた…。(T_T)

志村けんの訃報を聞いて、コロナに対する認識を改めた人は、相当な数になると思う。 

その影響力は計り知れない…。(ーー;)

何とも言えない閉塞感が世界中に蔓延している今、変に情報に振り回されたり、こわがったりせず、しかし、気を引き締めていきたいものである…。

合掌…。m(_ _)m

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