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歯って大事

こんばんは。暑いですね。明日は夏至だそうです。一日で最も日が出ている時間が長い日。ということはあっという間に秋や冬が訪れてしまいますね。

今日は「#日々の大切な習慣」という企画に合わせたことを書こうと思います。後援がライオンさんとのことで、歯磨きの習慣について書きたいと思います。いつもお世話になっております。

私は今まで一度も虫歯になったことがありません。幼いころから、両親が厳しく歯磨きをするように言ったことや、歯医者に定期健診に連れて行ってくれたからだと思います。両親は昔患った虫歯に今も悩まされています。銀歯が取れることがあるようです。最近は銀歯の代わりにプラスチックを被せるみたいです。医療技術の発展ですね。

私は現在でも朝、昼、夜と最低でも3回は歯磨きをすることが習慣化しています。外出時は難しいですが、学生時代は必ず時間を見つけて、昼食後に磨くようにしていました。

また、私は去年の一年間、歯列矯正をしていました。歯と歯の間に隙間があることがずっとコンプレックスでした。成人の振袖や写真の代わりにとねだり、わがままな娘に矯正をさせてくれた両親には感謝しています。今は矯正後のマウスピースをつけて生活をしています。


少し歯列矯正の話をします。私は表側ワイヤー矯正という、一般的で皆さんも見たことあるであろうものでおこないました。隙間が悩みだったのですが、レントゲンを撮ってみると噛み合わせも悪かったそうです。たしかに、当時の横顔は口元が少しだけですが前に出ていました。いつも気になっていたので、噛み合わせが原因だとは思っていなかったし、簡単にきれいにできるものではないと思っていました。それが今ではすっかりきれいになりました。ついでに唇の形もきれいになっちゃいました。私にはメリットしかありませんでした。

最初の5ヶ月くらいはただただ隙間をなくしていく、歯と歯を近づける過程でした。初めてブラケット(矯正している人の歯一つ一つについている四角いやつ)が付いたときは口の中の違和感がすごかったのを覚えています。これで1年以上(当時は2年で終わらせる予定だった)生活するの?無理かもしれない、うわ~なんてことをしてしまったんだと思っていました。意外と慣れるので心配はいりません。
ワイヤーだけならばそこそこの痛みなのかもしれないのですが、私は初回から歯どうしが早く動くようにさらにゴムも連結されていたので歯の負荷が一気に来ました。これが笑っちゃうくらい痛かった。

最初の3日間ぐらいは固形物が無理でした。鎮痛剤も貰えるけど気の持ちようだと思います。すっごく柔らかくしたお粥や湯豆腐、ヨーグルトを食べて空腹を満たしていました。(今思うと全部白い食べ物)歯が痛いだけで体調が悪いわけではないし、歯並びが良くなるためだと思えば何とかなります。

6ヶ月目には隙間がほぼなくなったので、変な形のワイヤーになりました。

↑これです。私が通った歯科医院ではありませんが参考にお借りしました。

これがとにかく痛い。それまでつけてたワイヤーは断面が丸いのですが、これは四角なんです。そのため、ブラケットの溝にカチッとぴったりはめるんです。歯の向きなどを立体的に動かします。このワイヤーのループは、当日に歯を見せて、その場で先生が変形させて作っていました。すごい。

そしてこのワイヤーのループの部分に『顎間ゴム』というものをさらに付けます↓。これが噛み合わせを治すらしいです。

この処置をされた日は家に帰ってずっと寝てました。何もできる気がしないくらいに痛かった。このゴム、上の歯と下の歯に掛けるので口が開きません。食事と歯磨き以外は基本掛けて生活しました。少しでもさぼると歯が戻っちゃいます。口が開かないことで不便に感じることはあまりなかった気がします。会話もできます。

そしてなんやかんやで一年ぴったりできれいな歯並びを手にすることができました。ブラケットが取れて舌で歯列をなぞった時の感動が忘れられません。つるっとしていました。つるっと。これが私⁉︎って鏡を見てびっくりしました。

矯正の話が長くなりました。あの期間、私は歯磨きという行為と向き合い続けました。ワイヤーやブラケットの隙間には食べ物がたくさん挟まってしまいます。それが原因で虫歯になってしまう患者さんもいるそうです。それを歯間ブラシでとり、歯磨きも念入りに行いました。はじめは難しいし、装置が取れてしまうのではないかと不安で40分かかったのを覚えています。慣れれば食べ物にもよりますが、20分あれば十分な歯磨きができると思います。

このとき、歯一本一本をしっかりと虫歯なく磨くために歯磨きの時間を一日のどんな時間よりも大切にしていました。また、使いやすい歯間ブラシや、溝まで届く形の歯ブラシ、先生に勧められた虫歯予防になる歯磨き粉を探し、それらに一年間お世話になりました。

面倒だと思うときもありましたが、矯正を終えて、改めて振り返ってみると、歯磨きをしっかり行ったことで歯が健康な状態を保ち、矯正に集中してくれていたのではないかと思っています。

今は隙間のない、きれいな歯を手にしました。しかし、隙間がない歯は歯間ブラシで隙間まできれいにしなければ、虫歯のリスクが上がります。私の歯たちがこれからも健康でいてもらうためにも、毎日の歯磨きは欠かせないと思いました。

歯は人体で一番硬い骨と言われています。そして現時点では、永久歯が抜けてしまうと再び生えてくることはありません。自分の生まれ持った健康な歯を、いつまでも大切にしていきたいです。


ではまた。