見出し画像

井戸端会議ライブ

昨日は武蔵野市の西久保という地域のお店でトークイベントがありました。テーマは来年、西久保にできる公園に関してで「僕と公園」というようなテーマでした。

緑町の店舗や周辺で使える「ドウゾ」。

僕は県や市という単位でのトークを頼んでもらってすることはあったけど、その中の一地域にスポットをあてて話すのは初めてで楽しみでした。
声をかけてくれたのは、その地域でおもしろいお店をいくつかやっている舟木君です。彼はその地域で使える「ドウゾ」という地域通貨をつくり、そのイラストも頼んでくれました。お金はもちろん交換に使う価値なんだけど、それだけじゃなく、ものを運んでくれたりしたら「ドウゾ」を渡すような、「交換」だけじゃなく「感謝」という意味でもこれを使うようにして、対価ではあるんだけど、そこに何か暖かいものを感じていいなと思ったんだ。

上は都営住宅。なんか下町的な雰囲気もある。

昨日のイベントは井戸端会議的、そしてある種ゲリラ的イベントでおもしろかった。16時開始で僕は自転車で15時58分に行きました。福島やいろんなところから来てくれたり、学生さん、お店の人、市議会議員の人までが屋外で楽しくできるのが井戸端会議的ライブのおもしろさ。

メロくんと僕。

そんな中に僕の友達で、ライブやyoutubeでコラボしてくれたりしてる「平成レトロ」という言葉の生みの親の山下メロくんを見つけ、思わず呼んで一緒にトークがはじまった。本来司会であるはずの舟木君もみんなが楽しんでくれていることをわかってこの流れを止めずにそのまま自由なライブにしてくれた。
トークの内容は公園にはじまり、平成レトロ、ファンシー絵みやげ、ドウゾ、西久保、虎ノ門、グリーンパーク、中島飛行機、家電にめぐまれない話、元年の語呂の覚え方。そのほか、インターネットの普及で趣向が多様化して、一般的に知られなくても100万人もフォロワーがいる人の話(というか単に僕がしらないだけだったかもしれないけど)とかいろいろしました。すごく楽しかったです。春の屋外の夕方は気持ちよく、イベントがおわってもそこにしばらくいていろんな人と話しました。コーヒー豆やお茶漬け、ほか、いろんな差し入れもありがとー。ちょうど切れるとこだったんだ。うれしい。

最初にいろいろ話してくれた舟木君。左に座っているお客さん(みのるくん)の目のとこにカメラの棒がきて犯罪者みたいでちょっとおもしろい。

こういうご時世だったからもちろん気をつけたしマスクしながらのトークもはじめてだったけど、本当に人と話すのはいいね。屋外で気持ちよかった。
西久保は武蔵野市を構成する4つの地域のひとつで、江戸時代は西久保村でした。明治時代に武蔵野村となり、今の武蔵野市につながります。昭和の時代にはここに大きな軍需工場(中島飛行機)があり、空襲で大きな被害をうけました。工場が稼働していた時は5万人がここで働いていたこともあり、今も商店街には昔ながらのお店も残っています。全国にある商店街にはどこも地域とともにいろんな歴史があり、僕はその地域が歴史とつながって今があるのをみんなに知ってもらうことが大事なことだと思って色々調べ、それを伝えるのが役割だとも思っています。

公園についていえば、昨日も話しましたが、僕はもともと井の頭公園でポストカードを売るところからキャリアがはじまった面もあります。が〜まるちょばだった親友のケッチもそこでパントマイムやお客さんとの空気を学びました。僕らにとっては公園は表現の場でした。ほかにとっては健康の場、トレーニングの場、プロポーズの場、癒しの場、野鳥観察の場、ほかにも色々あるでしょうね。そんな遊具をおかずに、使いみちを限定せずに開かれた公園になってくれたらいいな。

昨日はありがとうね!写真もいろいろいただきありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?