決意表明

キャラメルボックスの活動再開1発目、『サンタクロースが歌ってくれた』のスケジュールやキャストが発表になりました。

神戸公演があるのが嬉しいです。

会場のAiiA2.5シアターは、もともと新神戸オリエンタル劇場という名前で、キャラメルボックスがよく上演をさせてもらっていた劇場です。

池袋サンシャイン劇場と並ぶ、第二のホームといった感じ。

とりわけクリスマス公演の時期はほぼ毎年お世話になっていた場所なので、こうしてまたクリスマスの時期にこの場所で上演できること、大変嬉しく思います。

きっと大変な労力で尽力してくださったであろう、ナッポスユナイテッドの仲村和生さんに感謝。和生さん、大変さをあまり見せない人だから。

劇団の活動再開公演というのは、当たり前ですが、今までの俳優人生の中でも経験のないことで、参加できることを光栄に思います。

と、同時に大きなプレッシャーを感じています。鈍感に生きているわたしなのに。

なにせわたしの名前が一番上にある。

作品を知っている方ならば、キャストの名前順でだれがどの役か、なんとなく予想はつくでしょう。

「あれ、あの人の名前がないな」とか「あの人出ないのか」とか「お前かい」という声がわたしの頭の中で聞こえてくるのです。

普段の公演ならそんなことほっとんど意識なんてしないのですが、活動再開の公演ですからね、待っていてくれたお客さん同様、私の中でもやはり特別な公演のようです。

オファーをいただいたときは若干のためらいがありました。

だけど、こんな機会は二度と無いだろうし、役との巡りあわせは一期一会の縁だし、後悔はしたくないし、なにより謙遜したり遠慮したりして役を取り逃すのは甘すぎると、自分で自分の背中を押したのでした。

絶対に面白い作品にしますので、見に来てください。

よろしくお願いします。


てなわけで、年内のわたしのスケジュールが出揃いました。

おさらい。

まずは10月16日(土)から『トリツカレ男』が始まります。

そのあとは、10月31日(日)に釧路オンラインツアー。

そして12月に『サンタクロースが歌ってくれた』。

40歳を目前にして、自身のこれからの俳優人生を考えずにはいられません。

オファーをいただけるうちは俳優を続けていきたいと思っていますが、年齢を重ねるとともにキャスティングが先細りしていくことは目に見えています。

たとえば丸一年、なんのオファーもなかったら。わたしは俳優を続けるのでしょうか。

いまいただいているオファーが、わたしの俳優人生最後の仕事になるかもしれない思いで、ひとつひとつ携わっていきたいと思います。まじでまじで。

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