がん患者の支援をAmazon経由で

 2月4日はワールドキャンサーデー。キャンサーは病気の「がん」ですね。毎年世界中でがんについて考え、行動を起こす日です。詳しくは国際対がん連合(UICC)日本委員会のHPをご覧ください。
http://www.jfcr.or.jp/UICC/uicc_japan/we_can_i_can_index.html

 その2月4日に紹介するのはNPO法人「がんノート」。実は偶然先週私が参加したセミナーにがんノートの方も参加されていて、取り組みを知ったばかりでした。グループが違ったのでお話しする機会は得られず残念だったのですが。

がんノート(http://gannote.com/)

 がんノートとは、 がん経験者のがん経験者によるがん経験者のための 「生のインタビュー型情報発信番組」です。(HPより)

 私も難病の子を持つ親として、この情報の必要性、価値が非常によくわかります。病気そのものの情報だけでなく、経験者の日常がどういうものなのか、どんな支援が受けられるのかなど、たとえ個人差があっても当事者だから語ることのできる話が聞きたいんです!
 私も「心臓病の子どもを守る会」という患児とその家族の会に入会していて、毎月の会報に娘と同じ病名や同じ手術を受けた方の体験談を読んでは娘の将来を思い描いたりしています。
 なので、ぜひとも今後もがんノートさんにはご活躍いただきたいと勝手に応援しています。

 そこで、支援方法の紹介です。一番必要とされていてわかりやすいのはもちろん資金的なサポートではあるんですが、がんノートさんのユニークな支援の受け方として、Amazonのウィッシュリストを活用した物品支援があります。欲しい人に欲しいものを届けられる支援方法として、注目されたサービスで、災害時の被災者支援のイメージが強かったんですが、こうして平常時においてもNPOなどの物的支援を受けるツールとしても活用できるんですね。

 がんノートさんのウィッシュリスト
https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/UAVY09HAMFPO/ref=cm_sw_r_tw_ws_hGVoxb0PZWN9K

 私は普段ほとんどAmazonは利用していないんですが、日常的に使っている方からすると取り組みやすい支援なのではないでしょうか。高額な機材もありますが、少額な文房具などもあって、身の丈にあった商品を選べます。そして多分、溜まったAmazonポイントとかを活用して支援ができたりするわけですよね。ちょっと話それますが、各種ポイントを使ったNPO支援って意外と多いので、そのうち取り上げたいと思います。

 がんノートは経験者のための、と書かれていましたが、それ以外の方もぜひ一度見てみてください。日本人でがんと全く無縁(自身に限らず家族や友人、知人など含め)という人はあまりいないと思いますので、ちょっとでも興味を持たれた方はこうした機会に当事者の声に耳を傾けてみてはいかがでしょう。

もしサポートいただけたらファンドレイザーとしてのスキルアップに活用させていただきます。