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SS・短編まとめ

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心にぽつり、ほっこりする瞬間を。自身が作成したSSや小説をまとめてあります。週1追加を目標中!
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#ショートショート

おやすみ短編『からあげの卵』

 大学生の頃の話。初めての一人暮らしをする場所に私が選んだのは、ひなびた商店街の一角に建…

六角橙
2か月前
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ショート・ショート『ピンク色の雪』

ある日、空から薄ピンク色の雪が降ってきた。 雪に当たった人々は「綺麗だねぇ」「寒くなった…

六角橙
6か月前
8

【ショート・ショート】「丸ハゲの白鳥」

 故郷の町が『新しいゆるキャラ』のコンペティションを開催すると知ったのは、締め切り日の3…

六角橙
7か月前
5

コーヒー1杯より早く【ショート・ショート】

3丁目にある小さな喫茶店で、マグカップはいつも妄想していた。 自分もいつか、コーヒー豆たち…

六角橙
7か月前
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『スーパーライブ・in岬』|#毎週ショートショートnote #強すぎる数え歌

「つまり、この数え歌は、まだ真の姿ではないんですよ……」  殺風景な岬の上で、黒いコート…

六角橙
7か月前
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ひとりぼっちショートリレー小説「管理新卒」

 桜が舞い散る。おぞましい獣の唸り声は、全く似つかわしくない。河川敷に川の流れは静かで、…

六角橙
7か月前
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短編小説【狐のぬいぐるみ】

── 推しの姿をかたどったぬいぐるみを作る。  そんな人間の文化を、どこからどう知ったかは定かではない。  だが先日から針1本、糸1本、生地1枚と枕元に謎に増えてきた理由が分かった。今日になって狐の耳のページに付箋が張られた「推しぬいの作り方」という本も置いてある。  これは我が家の庭にある、お稲荷様が送ってきたらしい。お稲荷様も、自分のぬいぐるみが欲しいみたいだ。  私はもらった針と糸、そして生地を使って狐のぬいぐるみを作った。 「お稲荷様、お納めください」  次