久しぶりに思いの丈を綴ってみた

皆さん本当にお久しぶりです。

以前書いたブログで「町議会議員になる」と宣言して選挙が終わった後も報告出来ずに居ましたが、一応宣言通り北海道美深町の議員になり活動させて頂いてます。

2024年5月9日現在、10日が父親の命日なのもあり札幌に帰省しているのですが、ベットで横になって考え事をしていてふと久しぶりにNOTEを更新しようかなと思いこの記事を書いています。

町議会議員になって1年が経ちましたし、NOTEを更新していない間にどの様な経験をしてどの様な事を考えてたのか思いの丈を綴っていきますね。


まず昨年の町議会議員選挙を戦った感想からお話しますが、僕が想定した以上に精神的にも選挙結果的にも遥かに厳しかったという事に尽きます。

定数11人の内11位の最下位で当選させて頂きましたが、落選された方との票差は僅か8票。
僕の選挙中の挙動次第ではいくらでも結果が変わっていたと思いますね。

若いというアドバンテージを除いて、立候補した時点では一年と数ヶ月しか美深町に住んでいない僕が立候補する事は無謀に等しい行為だったんだなと痛感致しました。

正直もっと若さに期待して票を入れてくれる方が多いのかと勝手に思っては居たんですが安易な考えでした。
選挙が始まっても候補者の動きを見ている方はごく僅かですので、それは裏を返せば浮動票(誰に入れるか決まっておらずその場の状況で誰に入るか分からない票)など殆ど存在しないのと同義です。
親戚や組織などの繋がりでほぼほぼ誰に票を入れるかは事前に決まっているのが田舎選挙なので、僕含め数人を除いては当選確実の方々が決まっていたのが現実です。
その証拠に選挙で上位当選する方は固定されていて当落戦ギリギリの方も固定されている。

なので浮動票は僕の各得票数含めて300票ぐらいが美深町の選挙の現実なんじゃないのかなと今は考えています。

これから僕の様に何処か立候補する自治体を決めて移住する方は少なくとも2年半以上前には引っ越して地元の方々に顔を売っていくのがおすすめです。

思えば「お前なんかが町議になれる訳ねーだろ」と絡まれる事もありましたし、選挙が近くなると朝4時ごろに毎日無言電話がかかってきたり嫌がらせ行為の様な事も受けたりしました。
選挙中、僕以外の候補者が選挙カーに乗ってウグイス嬢の応援付きの中、僕は1人でタスキをかけて町中を歩き回って自分をプレゼンする事は心底孤独でしんどかったです。

ですが何度も心が折れそうになる時に思い出したのは僕を応援してくれている友人知人の顔でした。
「俺が政治家を家に数ヶ月も泊まらせてあげてたって自慢出来るんだろうな」「君に本当に期待している」「若い世代が必要」とどこまで本気で言ってくれてたのかは分かりませんが過去に言われた言葉が何度も頭をよぎり僕を鼓舞してくれました。

僕がここで諦めたら期待してくれて選挙結果を楽しみにしてくれている人達に申し訳ない、という思いで歯を食いしばりながら最後まで町中を歩き回り他の候補者が退散した後も寒い中国道沿いでお辞儀をし続けました(これで同情票入ったと思ってる笑)

今振り返れば、人が本当に強くなれるのは誰かの為なんだろうなあと思います。

応援してくれてる人が居なかったら絶対諦めて家で寝てましたね笑

僕を応援してくださった方に心から御礼申し上げます。


当選してからの僕の議員としての活動はYouTubeに一般質問の録画が公開されてますのでそちらをご覧ください。

「美深町議会」で検索!

任期中16回の一般質問の機会があるのですが、その機会を全て活かそうと思っているので是非気に留めておいて下さい✨


この1年間SNSでも炎上を重ねて行政の方々にクレーム対応させてしまったりと未熟な部分を露呈してしまいましたが、日々議員としての職責の重さを実感して町政に向き合ってこれたのかなとは思っています。

僕を議員にしてくれた美深町という自治体に出来る限り貢献していきたいという軸はブラさずに残り3年の任期をより有意義なものにしていきます。

今後も美深町及び美深町議会議員木下広悠を応援宜しくお願い致します。


選挙の話は終わりにして話を変えましょう。

最近嬉しい話がありました。
児童養護施設で働いていた時の子供から「木下先生の言う通り人生がほぼほぼ運で決まる事を理解してしまった。運の悪い人に自分なりに貢献しようと思う」とラインが来ました。

児童養護施設で散々自らの境遇に不満を募らせ時折暴れて職員と格闘していた子供に僕の主張が伝わっていた事が嬉しかった。

僕の持論で「人生は100%運で決まる」というものがあります。

要約して説明すると以下の通り

人間は生まれ持った脳を軸に人生を進めていくのでその都度その脳を使って選択の連続を繰り返していく。

であるので自らが選択した事で良い事悪い事が引き起こされる事が度々あるので全て運とは言えないのでは無いか?と疑問が生まれるのは理解出来るが、「自らが選択した」この選択した脳を選択したのは誰なのであるか?

答えは誰でも無い。

人間は誰が決めた訳でも無い脳(意志)を持って生まれてきてその意志で選択するのだから結局の所意志ですらガチャなのである。

そう突き詰めていけば人生は100%運で決まる、と言っても過言では無い。

全て運で決まるのだから、運が良い人は運が悪い人を助ける倫理的義務があると思う。

その様な事を児童養護施設に居た子供達にも話していた事があり、それをある程度理解して子供も自分なりに考えて僕にラインしてくれたのだと思います。

僕の100%運で決まる、という事が正しいか正しく無いかはさておきこの世の中運で決まる事は多い(国籍、家庭環境、健康状態、容姿、能力etc)

その前提を理解していればもう少し人に寛容になれるのかなと思った次第でした。

書きたい事は山程あるので面倒くさがらずにこれからNOTEも更新頻度上げていきたいです🤣

明日は父親の10回目の命日。

皆さんも親御さんに感謝の気持ちを伝えて本音で語り合ってくださいね。

いつ亡くなっても後悔しない様に。

僕は後悔だらけです。

まとまりの無い文章を読んで頂きありがとうございました♪























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