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【挑戦】 初めて海外に行った時の話

挑戦というテーマで書くにあたって、自分が経験した中で印象に残っている挑戦って何だろうと思い考えてみました。そして、思い浮かんだのが初めて海外に行った時のことでした。実は初めて海外へ行ったのは割と遅めで、高校1年生の夏です。アメリカのケンタッキー州ルイビルにある高校との姉妹校交流に応募し、留学生として選ばれたので、初めて海外に行くことができました。私が入試や定期試験のためじゃない英語を始めたのは高校生になってからだったので、高校1年の夏にアメリカへ行ったのは大きな挑戦だったと思います。

初めて踏んだ異国の地

ケンタッキー州ルイビルへ行ったと書きましたが、最初に踏んだ地はシカゴです。ルイビルへ行くには、成田空港からシカゴ・オヘア国際空港へ行き、そこで国内線に乗り換える必要がありました。せっかくシカゴを経由するなら観光を、ということでルイビルへ向かう前に2泊しました。

シカゴ・オヘア国際空港

着いた日はホテルに荷物を置いたあと、そのままショッピングをしました。一緒に行ったメンバーはいましたが、見たいものが違ったため、初海外にも関わらず1人ショッピングをしていました。その時の自分の勇気を褒めたいです。当時の英語力は日常会話がギリギリのレベルで、何度も聞き返してしまっていました。しかし、なんとか意思の疎通はでき、欲しいものが買えたので良かったです。こういった経験が自信になり、大学生になってからの留学で休みの日は必ず外出をしたことや、他国の人と話すなどの積極性につながったと思います。

ザック・ラビーンのユニフォーム風Tシャツ

2日目はバスでシカゴ市内を観光しました。市内は都会と呼ぶにふさわしく、ビルに囲まれていました。特に印象的だったのがウィリス・タワーという超高層ビルです。シカゴで最も高いビルであり、展望デッキからはシカゴの街を一望することができます。また、床が透明になっているエリアもあり、スリルも楽しむことができます。街を歩いている時はビルに囲まれていて空が狭いなと思っていましたが、ウィリス・タワーは他のビルより圧倒的に高く、見晴らしの良い場所でした。3日目は観光をせず、朝の便でルイビルへ向かいました。

ウィリス・タワー
展望デッキからの眺め
床が透明なエリア

ルイビル到着

ルイビル空港に着くと各々のホストファミリーが空港まで迎えに来てくれていました。ホストファミリーになるのは姉妹校の生徒がいる家庭で、私がお世話になった家庭は私の名前を紙に書いて掲げてくれていました。おかげですぐに見つけられたのですが、名前がちょっと間違っていて、私の名前は「しょうた」になるはずが、「しょた」になっていました(笑)Shotaを翻訳にかけたら「しょた」になってしまったようです。どの翻訳サイトを使ったのかは分からないので確認はできませんが、今はもう修正されていることを願います。それでも、慣れない日本語で名前を書いて歓迎してくれたのは嬉しかったです。ホストファミリーと合流してからはそれぞれの家へ向かいました。家に着いてからは家の案内をしてもらいました。そのあとは家の近くも案内してくれました。

家の近くの公園

高校生活

姉妹校交流として留学をしているので、5日間だけですが現地の高校にも通いました。この5日間は現地の生徒とバディを組んで、その生徒が取っている授業に参加させてもらいました。日本の高校と同じような数学や音楽といった授業や、日本ではなかった映画の授業などがありました。放課後はホストファミリーと過ごしたり、フィールドトリップとしてルイビルを学校のバスで案内してもらいました。ルイビルは野球のバットを作っている有名な会社があり、そこの目の前にある巨大バットも見てきました。

フィールドトリップで訪れたバット工場

ホストファミリーとの生活

平日はホストブラザーと過ごしました。放課後にバスケをしたり、アーチェリーやボードゲームなどもしました。また、彼は日本語を勉強していたので、日本の文化を教えると喜んでくれました。食事の時には「いただきます」と「ごちそうさまでした」を一緒にしていました。休みの日は家族で出かけて、ランタンフェスティバルに連れて行ってもらいました。ケンタッキー州とインディアナ州の間に流れるオハイオ川にランタンを浮かべるお祭りです。水に浮かんで流れていくランタンはとても綺麗でした。

ランタンフェスティバル

最後に

合計約10日間の短い期間でしたが、良い経験になったと思っています。初めての海外はやっぱり怖かったので、姉妹校交流に応募するか迷いました。しかし、1歩踏み出して挑戦することは人を成長させると思います。この経験があったことでスタートは遅くても英語を続けようと思うことができたと思います。もし、この時に躊躇って応募していなかったら、その後はコロナ禍で留学はできず、大学は外国語学部じゃなかったかもしれません。また、高校1年生の夏に行けたことでその後の高校生活でなにかに挑戦する機会を多く拾ってこれたと思います。大きな挑戦というのは一瞬だけのものではなく、その後に広がることがあると思うので、これからも積極的に挑戦しようと思います。

おまけ

日本食レストランの日本料理(?)
ウィリス・タワー内部の壁にいたマイケル・ジョーダン

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