イライラするときは、1にする
すべてのものごとを1にする。
調子が悪いとき、頭が悪いとき、たくさんの失敗をし、失敗を繰り返す。失敗に腹が立ち、視野が狭くなり、また失敗をし、また腹が立つ。
自分に迷惑をかける腹が立つ人間も同じだが、すべての失敗と怒りは1に向かっていないことによっておこる。
これを1度にすますにはどうするかを考える。
これは1度すましたことではないかを考える。
すべての苛立ちは繰り返しで起こる。
やると言ってやらない。わかりましたと言ってやらない。ごめんなさいと言って同じことを繰り返す。
お腹がすいてイライラする。でも考える。卵かけご飯を食べている。朝ごはんは1で良い。
たばこを吸いたくなる。でも考える。さっきまでいつもより吸っていた。ということはニコチン不足ではない。ニコチン不足ではないのに吸いたくなるのは、1に向かっていないから。ニコチン不足ではないのに吸ってしまうとニコチン過多で気持ち悪くなり、さらに調子が悪くなる。
1を考える。1に向かう。
0ではない。0では経験にならない。
経験してこそ満足する。1の満足をする。1の満足で止める。2の満足を求めない。2の満足を求めたり、1の経験を後悔し出すと腹が立つ。調子が悪くなる。
1で止めときたいのに2しないといけないときもある。その時は1の時とは少しでも意識してずらして、少しでも違うものにして、違う1にする。
とにかくイライラが止まらないときは、1回で済まないときだ。
周りが済まさないのか、自分が済まさないのかは関係なく、1回で済まないときにイライラして調子が悪くなる。
2ではなく、1にしていく努力が望まれる。