産声のない天使たち
産声のない天使たち 深澤友紀
※ネタバレ、個人的な解釈が含まれているためご理解の上、ご覧いただきたいです。
いやー復活しましたよ!読書。(いきなり)
前回コラムで妊活のことを語りましたが、アッキーナが妊娠7か月で死産したというニュースを見て、心が締め付けられましたね。
苦しみは分からないし外野があーだーこーだーいうことでもないですが、心のケアをしてまた表に出て欲しいなと思っております。
そこでバズっていたTwitterで拝見して、死産の実体験とともにこの本がおすすめですよという本が気になったので図書館で借りてきました!
違う市に出向いた図書館もなんともよかったです。静かな空間で本がたくさん並んでるの好きですね、やっぱ。
さて本題に。
確率的には50人に1人は流産、死産してしまう世界。
私の周りでも流産が多く、死産の話は20代の頃に聞いてましたね。
妊娠したことがないからこそ、分からないので(むしろ妊娠したらどうしようの不安の方が多かった)傷つく言葉を使ってしまったら申し訳ないです。
今回本を読んで、流産と死産の名前の違いが分かりましたし、
死産の場合普通の出産と同じように陣痛を起こすということも分かり
本当知らない世界で今回興味を持って知れたことが嬉しいです。
こちらの本はドキュメントなので、いろんな方の体験談が書かれており
染色体異常で亡くなるケースや元々母体の病気があり亡くなるケースや。
母親だけではなく、父親の苦しみなど。
繊細ちゃん読んだらダメだよねと思いつつ読んだけど
ほぼずっと泣いてました。。(ましてやコンディションも良くないのに)
ここで興味をもったのが「グリーフケア」でした。
流産や死産してしまった方をケアするカウンセリングみたいなことですね。
看護師さんや医療に携わる方がプラスで取るような資格らしいですが
いつかは取りたいな。
流産したことを私に伝えてくれた友達は何かしらあって伝えてくれたのだと思うし、その時に何か伝えられたらいいなと。
あと思い出したが、私自身の出産も安産ではなく、なかなか降りてこず心肺が弱ったので緊急帝王切開になったと。すぐ集中治療室に入ったと聞きましたね。
産まれた時から心配かけてすいません。と思いますね。
だからこそ、人の命は当たり前ではなく尊いもので、産まれてきた人は奇跡なんだと改めて。だったらなぜ、人と人は攻撃するんだろ。
話は壮大になってしまいましたが。
もっと人を思いやる環境にならないかな。
結婚したら子どもはまだ?
一人目産まれたら、二人目はまだ?一人だと寂しいじゃん。
離婚したら再婚しないの?
そうゆうことを学べるように、そうゆう友達が近くにいるのですね。
ありがたいです。
あとはネットの情報は間違っている場合があるので自分で赤ちゃんの異変気付いたら動きましょうね。と。
すごく勉強になった本でした!
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