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表と裏

文学フリマ東京からもう1週間が経とうとしているんですね!時の流れ早すぎんか。
今週はとても目まぐるしい1週間でした。はあ、疲れた🙄

さて。X(旧Twitter)に海の動画をアップして、こいつどこに行ってんだ?と思われた方もいるかもしれないし、いないかもしれない。(めんどくさい文章)

実は、文フリ東京の翌日から急遽五島列島へ向かっておりました。
舞い上がれ!やばらかもんで有名になったあの五島列島。
幼い頃はよく行っていたのですが、15年ほどご無沙汰でした。

今回は、祖父の危篤ということで慌てて向かったのです。
本当は東京で生まれたばかりの甥っ子に会い、久しぶりの友人に会い、買い物をする予定が全部ポシャ~~🥺エーン

血圧も下がり、お医者様からももう最期だと数日前から言われていたそう。
文フリ中にも母からずっと祖父の容態の連絡が入り、文フリの日が山場かもしれない、もしかすると私は間に合わないかもしれないとも言われていました。

波が強くて自然の力を感じる

私が五島に到着した日はまだ生きていてくれました。遠方の親戚も集まり、重々しい雰囲気。
今夜が峠だなんだと話しながら過ごし……

次の日の朝──

あれ、じいちゃん死んでなくね?

待って峠は?山場は?どんだけ高い峠なん??ねえ??

と集まっていた親戚たちとざわつく🫨
みんな仕事休んできてるんよ。さすがに何日もいられんのよ……?
とりあえず私は両親を置いて先に戻ることにしました。戻る前にお世話になった親戚に会ったり、五島グルメを満喫したり。

大好きなかんころもちの材料であるお芋を眺めたり。かんころもちとは、干し芋をお餅の中に練り込んだスイーツです。
冬はこの餅が原因で太る🐷

干される芋たち


長崎へ戻った翌日、親から来た連絡は「じいちゃん、まだ頑張っとる」と……。

ん?じいちゃん死ななくね?

私の両親含め親戚一同は察し始める。
いったん帰るか……と、両親も親戚も五島を出ることに。

じいちゃん死んだってさ。

と、両親が地元に着いてから連絡が入ったそう。いやっタイミング~~!😭
みんなが帰っちゃって寂しかったんかね……ということにしたいけど、それにしても、タイミング~~!😭
というわけで、私も再度五島へ向かいました。

田舎の葬式は、親戚が集まる貴重な機会なので、会食(と言う名の飲み会)を3日くらいやる。
仮通夜の前後、通夜の前後、火葬を待ってる間、納骨の後……
それで大体働かされるのは女性。私も駆り出されるわけだ。
ご飯を食べながら、洗い物をしつつゴミの処分もする。酒が足りなくなれば、持っていく。
うーん、まあ、仕方のないことではある。ここで男尊女卑云々のことを言う気はありません。

舞い上がれみたいな優しいばんばはいません。やることなすことにケチをつけ、嫌味っぽく手を出し口を出すババァはいます😂
長い愚痴になりそうなのでこのへんでやめときます。

納骨を終えた後、空には虹がかかっていました。(ごまかし)
しかも二重の。二重の虹はうまく撮れなかった🥺

見事な虹でした。

祖父はとても優しい人でした。たくさん遊んでくれたし、ほんとうにいいおじいちゃんという記憶しかない。
だけど、それは祖父の一面でしかなく。

詳細は書けませんが、

祖父はまあだいぶクズだったらしい笑

母を含めた、祖父と近しい人たちから出てくるのはまあ~驚きのクズエピソードw
祖母は20年くらい前に先に亡くなっていますが、祖父や祖父の親戚関係で苦労したようです。
親戚のおばちゃんですら、「私だったら耐えられないわ」と言うほどのクズだったみたい😂

子どものころには考えものしなかった祖父の姿を知るのは、あんまりいい気持ちはしないですが
私が小説を書く上でテーマにしていることを改めて認識できた気がします。

表があるなら裏もある。
人間ってやつは、平面ではないんだと。
こわいね。そのこわさとどう戦うか、向き合うか、はたまた受け入れるのか、と。
要はまあ、小説書きてぇ~!ってことです🤯

なんやかんやで今日、葬儀を終えました。
全てが終わったら、なんだかほっと……

できねぇんだ、まだ!

というのも、今日船で帰る予定だったのに天気悪すぎて欠航になってしまうっていうねwwww
バカ!!雨のバカ!!

親戚のおじさんが美味しいお肉をご馳走してしてくれるというので、それを希望に明日を耐えたい。

通夜の後、ホテルに戻ってひと息ついている間のTwitterが本当に癒しでした。
リプとかくださった方、ありがとうございました🙇‍♀️

とりあえず、明日の晴天を一緒にお祈りしてもらえたら幸いです。
ハレハレダンスでも踊っとくか。ハレ!ハレ!晴れのち晴れ!🙌

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