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9月 製造業note #1

製造業note、仕事についての記録を日記のような感じで定期的納めていきます!

今取り掛かっている業務

現在は工程のラインバランス改善をしています。タクトタイムを均等にして、ある程度揃ったらまた時短をして最終的に人を減らすというシンプル且つ難しい基本的な業務です。
ボトルネックがだんだん目立たなくなると「次何する?」って感じになるのですが、そうなったらまずは成功だと割り切り一旦諦めて、忘れて、違う場所の改善をします。本当はセル生産が理想なんですが我が社ではまだライン作業になっているため自由度がなくいつかは変えたいところです。
全自動は正直私の会社では無理です。どちらかと言うと作業担当者を支援する自動化で動いてもらうよう報告会で発言しています。
作業支援ナビだったり、部分的な外観確認ビスの軽量、ビス打ちの回数、データの吸上げなど既に世に出ていますがそういう設備の導入が理想です。
出来るだけコンパクトで汎用性があり操作が簡単なやつが良いですね。あと安いやつ。

教育面

先日大手さんの工場見学に行かせてもらいました。毎月1人1件改善提案報告書をだしているということで私の部署にも取り入れました。中身は些細なことでも良いと言うルールにし、自分達がやったことを見える化してお客様にアピールしていこうと決めました。会社の制度で改善提案は元々あったのですが1件出すと500円貰えた制度が無くなったことで衰退。私もその制度を活用してお小遣いを増やしていたので本当に残念です。

教育的な観点でExcelとWordを使いこなせていない社員が多かったことと自己アピールが苦手という2つを改善したかったので資料作成の一環として理解を得ました。
私の部署にいる若手社員は本当に協力的で助かります。私も同じように月1件は改善報告書を出すと決めて若手の改善報告書と同じ場所に掲示しています。夏休みの宿題みたいな感じで他の従業員も見てくれています。

改善提案

「改善提案資料内容」
・改善名
・改善担当者
・改善期間(着手から完了)
・改善前→改善後の写真
・説明
・有形効果、無形効果、波及効果
・改善に対する利益(ここがポイント)

上記7点についてまとめています。
改善する=利益を出す
アドバイスやフォローをする時もここの共通認識だけはブレないようにしています。

困りごと

海外国籍の派遣社員が増えてきたこと。
フィリピンの方が多く陽気な性格で一緒に仕事をしていて楽しいのですが、漢字が読めないということと、日本語の細かいニュアンスまで伝わらない為、予想外なミスや問題が発生します。作業指示書も日本人向けなので口頭+やって見せることで教育しています。
さまざまな国籍の方が働いているのでよく分からないケンカをしていることが度々あります。その都度対応しなければならず少し大変です。
日本人の感覚だけが正しいと思っているとうまくいきませんね。
やはり「誰がやっても同じクオリティーで作業が出来る仕組み」が必要だと強く思います。
母国を離れてわざわざ日本の企業で日本の為に働いてくれていることは素直にリスペクトしているので私は感謝しかありません。

#1 おわり。

最後まで読んでいただきありがとうございました。誤字脱字は雰囲気で読んでいただけると助かります。

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