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先週のkinologue【12/4-10】

安定の「先週のkinologue」はゼミも非常勤もある通常営業ながら、なんといっても「ノルディック・シネマ・ワンダーランド」@シネコヤが水曜から始まった。前日は前夜祭モルック大会。「駐輪場でモルックやりたい!」と言っていたら、木工が得意なさんわーくかぐやさんがモルックを作ってくださり、チームに分かれて3ゲームほど楽しむ。こんな素敵なモルック、見たことない!鵠沼モルック部発足の日も近い?

入口のレトロなクリスマスツリーは、ご近所のクジェゴジェ9さんからご提供いただいた、30年前にニューヨークからやってきたもの。ツリーの足元にある素敵なモルックもお見逃しなく!

その後、シネコヤ竹中さんとショーウィンドウのディスプレイ作業。今年色々旅してきたボルドーのウニッコにFigueさんのゴージャスなヒンメリ、うちやご近所さんの庭、近くの公園から集めた木々でシネコヤさんらしい北欧のクリスマス🎄に。その間に、Figueさんでは今回のコラボ企画の素敵なコーナーが完成!(カバー画像)「うちはこれから〜」と焦る竹中さん。笑。

作業中にも「かわいいー!」という声を何度も聞き、ウニッコの偉大さを改めて。

水曜はオープニングだったがゼミでお休みをして、木曜から日曜まで連日アフタートーク4本とワークショップ1本。今回は旧作の上映だし、私が話すことで少しはお客さんが来てくれれば、という気持ちで全作品イベントを実施している。ありがたいことに、このために東京から友人たちが来てくれて、昼に夜に鵠沼海岸での忘年会(10周年のお祝いだったりもする😭)は期間中ずっと続きそう。そして、鎌倉辺りに住んでいる人でも意外とシネコヤに行ったことがないという人も多く、来ると「素敵ね〜♪」となること間違いなしなので、掘り起こしにもなってよかった。ものすごく久しぶりの人や偶然に再会した人もいて、これを機に毎日誰かに出会っている年末は幸せだなぁとしみじみ。しかし心配なのは、知り合い以外の来場者。『かもめ食堂』のようなファンのいる作品を見に来る人がいるのはわかるが、kinologue作品はどうなのだろう?と思っていたら、5日間の上映で「2本目なんです!来週も来ます!」とリピートして特集上映自体を楽しんでいる方に出会ったり、嬉しくなった。アフタートーク後に声をかけてもらって、作品やフィンランドの話をお客さんと出来るなんて、配給冥利につきる。昨日は配給作品ではないアキ・カウリスマキ監督の『希望のかなた』の上映とアフタートークだったが、「歩いて10分のところでカウリスマキ作品が観られるなんて素晴らしいことよね!」と喜びを分かち合うことができた。わかっていたようで、わかっていなかったのが、これまでやっていた上映会やワークショップと違って「ご近所さん」が多いので、「次回のイベントでお会いしましょう」だけでなく「またシネコヤで会いましょう」というコミュニケーションがあること。地に足がついた、というか、ここで同じように生活をしている自分のままでいられるのが嬉しく、「こんな人たちがいるなら、こんなことができるかもなぁ」と次の可能性も感じられた。それはひとえに、7年かけてシネコヤさんが作り上げてきた場の力のおかげだ。開催準備時にシネコヤさんとFIgueさんと感じてきた「近所のつながりっていいよね」が、始まってから更に多くの人を巻き込んで拡大している。この勢いで、2週目、3週目も楽しんでいきましょ。ぜひぜひ遊びにいらしてください!

ポスターイラストを描いていただいた小池アミイゴさんの原画を展示中!
先週末のハイライトはMaijan Pullatさんのシナモンロール販売。
それも『かもめ食堂』の劇中で使われていたのと同じ皿に盛られていました。
『〈主婦〉の学校』ダイアローグ・ワークショップ。
やはり「家事」は可視化すると気づくことが多い。
クリスマス・グッズ限定のクリーニングデイ(フリマ)。
持ち込みも持ち帰りも多く、どんどん入れ替わっている。

おまけは、鵠沼海岸イチの有名店・埜庵のかき氷。冬のかき氷もオツ!と来る人みんなにオススメしたいのだが、冬でもメチャ混んでいる。イチジクの氷が食べたくて、イベントの合間に開店20分後に行ったが甘かった、、、無理をお願いして早く用意していただいたので、ありつけたものの、ものすごい勢いで食べて、ゆっくり味わうことができなかった。大失敗。。。

冬はナポリタンを注文して食べている人も多い。

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