松永さんへの中傷の理由

Twitterで書こうと思っていた件。練っているうちに永久凍結された。

松永氏の態度には感服する。
家族を奪われた深い悲しみが、人を抑制的にするのは見るだけでも辛い。どうか健康を害されないようにと願う。

松永氏が中傷を浴びる理由。
他人を叩きたい、ネットで無双の立場を得たい、そういう人々が、松永氏に群がる。
稀に見る不幸にみまわれた被害者、その被害者性を借用したい者たちが松永氏に群がり、松永氏の名のもとに、他人を断罪して遊んでる。
だから松永氏が恨みを受けるのだと考える。

ネットの、マウント亡者たちが「最強の被害者」として松永氏支持を表明して、他人を断罪する。これも「コンテンツとして消費」の一形態だろう。
松永氏を取り囲む連中も、取り巻きに叩かれたことで松永氏を恨む連中も、「メディア露出できてズルーい」と、うらやんでいるフシはある。
自分たちがネットでバトルを楽しんでる分には、家族は死なないからな。いい気なもんだ。

松永氏には、御自身に群がる連中の言動を諫める義務はない。芸能人でも教祖でもないんだから。
松永氏の不幸を借用して他人を断罪したい連中、それを見て松永氏を何様だと恨む連中、双方がただただ醜悪なだけ。

松永氏の不幸や、極限に追い詰められた人が見せる人としての品性、などを「露出できてうらやましい」と感じてる、松永応援団とアンチたちが、人として醜悪なんですよ。

さらに。
こうしてネット民が、断罪亡者や露出亡者になっている問題を無視。「誹謗中傷対策」名目で監視や規制を導入したがる役人や政治家もまた、松永氏を利用しているに過ぎない。これじゃ松永氏は新たな敵視を得るだろう。

「無敵の被害者性を持つ男」として皆が松永氏を利用したがり、松永氏が要らぬ恨みを浴びるわけだ。そんな無双パワーは要らんから家族との日々に戻りたいだろう。

松永氏の負担軽減には、我々一般ネット民があと少し、勇気を持つ必要がある。
「遺族」を無敵の武器として利用したがる奴、ネット民でも官公庁でも、恐れず非難したい。
また、そうした無敵利用を批判するのに、松永氏を叩いて「モノ申した」気分になってるお子ちゃまたちにも、恐れることなく非難を浴びせたい。

家族を亡くした男を「露出できてうらやましい」「うらやまけしからん」と奪い合うオマイラの露出至上主義。正気か?

発信すべきことのない馬鹿にも発信手段が行き渡ってしまったネット時代のビョーキだと思うぞ。


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