精神科バブルを抑える粗野さ

ただひろ先生への返信も、重ったるくなるので投稿にします。

精神科や心理学には、「他人の心を読める」「他人の心を操れる」という誤解があって。
支配欲や虚栄心を刺激するところ大です。
だから、ネットが出来てから妙に流行りだした。
コミュニケーションや経歴詐称の機会が飛躍的に増えていますからねw
またネットでは医師法の取り締まりも甘いので、我流珍説や民間資格なども乱立。

本当は「精神医療は読心術じゃない」と精神科医たちが釘を刺すべきところですが、彼らの同業者にも、支配欲を炸裂させたり、シャブまがいの売人行為で儲けてる産業医あがりなどがいて、いまいち抑えが効かない。
「同業者の診断に口を挟まない」というルールを盾に、精神医療の荒廃を見ないふりしている面はあります。また、自身の医療にどこまで自信を持てるのか?乱脈を認めたら自分も崩壊しそうな人もいます。

こんな状況になったので、またこんな状況になった原因としても、患者側の声というのは、かなり無視されがちです。
そもそも「精神病」というのは「この人はマトモではない」と証言能力を剥奪する病でもあります。下手すると「証言能力を封じるために診断が下される」ことも場所や場合によってはあります。

残念なことに、患者側からの告発は、今のところ全部「キチガイのたわごと」「アメリカの反医療カルト宗教」という形にして処理されるようになっています。
反体制的・進歩的知識人は「イタリアでは病棟全廃」「LGBTQ」などといった、政府にとって都合の良い、政府にとって安全な、反体制的・進歩的な問題提起を玩具として与えられ、実際の患者と会話することさえありません。

平成~令和の時期、ネットを通じて、社会から使い捨てられる立場の弱い方々には「おまえは病気なんだ」という自己診断が与えられてきました。

太った子、貧しい家の子に「アニメオタク」「低学歴」という分類が自動的に与えられ、恋愛至上主義による家柄と外見の市場から退場させられるのと、そっくり同じです。

「産業が高度化してついて行けない人」じゃなくて。
産業が空洞化して、何も作らず、人々に属性を発行して支配し、補助金をもらう、これが日本のビジネスの標準になっています。

こうして、支配欲産業ばかりになった国で。
「障害になる習慣7選」「障害になる顔つき5選」などといったデマ記事が流れ。学者や弁護士は国にとって安全な反体制で遊び。あわてた親はネットから情報収集して余計にドツボにはまる。嫌ですよねぇ。

こういう状況の中では。
流行前に成人していたオッサンが、過去の価値観や我流から善悪判断する。
または、目の前にいる患者を人間だとして意見を聞く。
意識高い系から眉を顰められても、時々は間違いがあっても。
そうした情報発信が増えてほしいと願っています。

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