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飛鳥にいこうかな、の思い出

一大決心をして春に奈良に移住し、
ひょんなことから、まさかの転職をして、
奈良から大阪通勤をすることになりました。

「通勤時間どれくらい?」
「大変じゃない?」
と聞かれます。

確かに朝早くて、電車乗車時間もそこそこあって、まだ慣れません。
が!
奈良に戻った時に、
「あー帰ってきた。私のお家は奈良にあるんだぁ」と思えるくらいにこの土地にいることに幸せを感じています。

最近、「奈良は、春日野の明るい空気感がある」と
とある文化のプロフェッショナルの方が教えてくれまして、
「そうか、そうか、この土地の朗らかさは春なんだ」
と腑に落ちたところです。

その言葉から小学生の頃のひとつのシーンが甦りました。
小学校5年生か6年生の頃、
好きな時代を選んで、選んだ人とグループになって調べてきて発表する、という課題が出ました。
わたしは飛鳥時代を選んで、
もう一人の学年一、字がキレイで、
凛とした雰囲気の女の子と二人で、
聖徳太子とかについて調べてきてポスターにしたんです。
キレイな字で、ペアになったその子が書いてくれた「冠位十二階」とかその説明のイラストを描いて、色を塗った時の満足感なんかを奈良国立博物館前にいる時にハッと思い出し、
あの頃の私は自らのぞんで奈良に住んでるなんて思わなかっただろうなぁと想像してなんだか嬉しくなりました。
タイムマシーンがあったなら、その当時の小さな私に
「将来面白いことがあるから、この時代の勉強をよく覚えておくといいよ」と言ってみたい。

今年移住してからは、まだ出向いていない明日香の宮に年内に出向こうかなぁ。

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