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エンタメ歯科 いんばね 例え濫用

歯に明らかに穴が開いていたので歯医者に行った。

ありえないぐらいはっきり穴が開いてるけど痛みはないし、まあまだ大丈夫だろ~とか思っていたが実際は神経ギリギリまで虫歯が進行していた。

上あごに麻酔をして、でっか(そうな)ドリルでゴリゴリ削られて、仮詰をしてしばらく様子を見ることになった。あまりにも神経ギリギリすぎて神経までやられてそうなら抜髄するらしい。抜髄(ばつずい)て。響きが凶悪すぎる。

あと前歯にもちっちゃい虫歯があった。奥歯よりも前歯のほうが凹む。そんなに歯磨き下手なのかな。これは次回なおすらしい。


昔は歯医者がうっすら苦手だったけど、今はかなり楽しいと行ってみて思った。あらゆる医者の中でもかなりエンタメ性が高い気がする。処置対象がギリ体内で、処置中は自分に意識があり、口に入っていく器具も確認出来て、何が行われているかも想像しやすい。麻酔があれば痛みはほぼないし口内写真やレントゲンは素人でもある程度読めるので面白い。

それと設備が患者にみられることを意識したデザインをしてる気がする。曲線多めで近未来的な印象を醸していて、照明のアームとかも機械感があんまりない。あと椅子がおもしろすぎる。脇に洗面器がついてる椅子っておもしろい。


Inverted Angelをやりました。

おもしろい!!!!!!!体力使うけど、テキストベースのADVもいいものですね。今まであんまり自分ではやってこなかったからこれからはこのテのゲームもいろいろやっていきたい。

ADVをやるときに一番好きな瞬間が「ビビッとくるフレーズが出てきたとき」なんですが、独特な言い回しが多い作品でテーマが好みだったのも相まってかなり最高の瞬間が多かった。でも一番好きなのは各√確定した時のカットインでの「朝焼けもまだまだ来ないんだから、」です。

作者のnote読んでて気づいたのが、略称っていんばねなんですね。Inverted Angel なのかな。それかインバエを単に発音しやすくしただけなのか。日本人は4文字が好き。


YouTubeなんかで曲を聴くとその曲の感想コメントがいやでも視界に入ってくるっていうのはあるあるだと思うんですが、YouTubeの感想コメントってあまりにも例えが多くて、しかも例え感想がめちゃめちゃ伸びていませんか?

「〇〇なボス戦みたいな曲」とか「〇〇にいるときに流れそう」とか、いや、良いんですけど、あなたが伝えたい感想ってほんとうにそれですか?そう思ったからこの曲を良いと感じたんですか?と思ってしまう。

何か既存のシチュエーションや人物・キャラクター、オブジェクトに関連付けて感想を書くのは楽だし、「例え」ってうまいこと言ってそうな感じがめちゃ手軽に出せてしまうので使うんだろうけど、何かを聴いて感じたことを既存のなにがしかに関連付けるのには慎重になったほうがいいと思う。
一度例えるだけならともかく、そういう例えってほかにも似た曲がいくつか思い浮かんでるものだと思うので、複数の曲を一つの属性でくくって「似てる」とした瞬間にその二つの些細な違いが自分の感想の中から滑り落ちていく感覚があるような。せめて例える前に、その似ているものと違う部分について記述しておかないとすぐに区別ができなくなりそうに思ってしまう。

まあそもそもジャンルというものがあるので杞憂な感じは否めないが、自分が感じ取ったものの扱いに慎重になって悪いこともないと思う。

この危機感なんかデジャヴだな、と思ったけどこれはあれか、他人の感想を見て「言語化してくれた」と思ってしまう危険性と同じか。

他人の感想を「これ……私のことだ……」と思ってしまうと、とくに未言語化の自感想のうち他感想と一致しない部分が削げ落ちる、みたいな旨のツゥイートが話題になったことがあった気がする。直接結ぶか間接的に結ぶかの違いはあれど実質同じことな気もする。自分の感想をほかの何かに委託するのはやめよう!!

……これもしかして自家撞着になってない?




今日のいい曲

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