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【極楽現場とハズレ現場】ビルメンは現場ガチャである

お疲れです。三冠王(仮)です。

「ビルメンは現場ガチャである」

これはどういうことなのか長年のビルメン経験をもとに解説します。



高卒・元フリーター・コミュ障-3



現場ガチャとは

ビルメン現場ガチャ

「ビルメンの仕事は楽だ」って声をよく聞きますよね。

それって本当なの?と多くの人が気になるはず。

私はこれまでにビルメンテナンス会社を4社渡り歩き、数々の種類の現場を経験してきました。

そんな私の結論としてビルメンの仕事が楽かどうかは現場次第であると確信しています。

でも、配属先を自由には選べない。

だからこれを「現場ガチャ」と勝手に呼んでいます。



どんな種類の現場があるのか?

ビルメンの現場の種類

ビルメンの現場には大きく分けて

「極楽現場」と「ハズレ現場」

の2種類があります。


業界用語ってわけでもないのですが、

めちゃめちゃ楽でマッタリできる現場のことを「極楽現場」と言ったりします。

また、その反対でキツいの現場のことを「ハズレ現場」と言ったりします。


では、どういうところが極楽現場で、どういうところがハズレ現場なのか、

その見極めの要素として、建物の用途が重要になってきます。



極楽現場

ビルメンあたり現場

次の3種類の建物は極楽現場である可能性が高いです。

オフィスビル
公共施設
大学


極楽である理由は以下の通りです。

基本的に平日9時〜17時が主な稼働時間であること
→ 夜と土日祝日はヒマになる 
→ スマホで動画見たり資格の勉強も可能
特定の人間しか建物を利用しないこと
→ トイレを丁寧に使用してくれる 
→ トラブルが少ない 
→ ビルメンの仕事も少ない
資金が潤沢であること
→ エアコンが壊れそう 
→ 新しく買っちゃおっか 
→ ビルメンの出る幕なし



ハズレ現場

ビルメンはずれ現場

次の3種類の建物はハズレ現場である可能性が高いです。

商業施設
ホテル
病院


ハズレである理由は以下の通りです。

建物としての休みが無い
(もしくは少ない)
例 病院
→ 土日や夜間も入院患者さんがいる
設備のトラブルがお客さん(ビルの所有者)のお客さんの不利益に直結すること
例 ホテル
→ 部屋のエアコンが壊れた 
→ 寝れない 
→ 部屋替えろ
  タダにしろ
不特定多数の人が利用すること
例 ショッピングモールのトイレ 
→ 上級国民から底辺まで客層が厚い 
→ 自分の家じゃないから使い方が豪快



現場を選べないの? 独立系編

入社前

欠員補充としての求人になることが多いので、求人票にも記載されていたり、採用前に現場が決まっていることが多いです。
よって、応募する時点である程度予測ができます。



入社後

独立系は異動があまり無いので、一旦配属されればずっとそこにいられるかも。
でも、入札で他社に現場を取られたりすることもよくあることなので油断は禁物です。



現場を選べないの? 系列系編

入社前

どちらかと言えば欠員補充ではなく、定期採用としての求人が多いです。
さらに採用決定段階で人事部が「こいつの配属先をどこにしようかなー」なんて考えていたりするのでガチャになります。

ただし、
「金融の系列系はオフィスビルが多いから・・・」
「不動産の系列系は商業施設が多いから・・・」
といった感じで予測がつくので、ある程度は避けることが可能です。

でも、オフィスビルの管理がメインの系列系ほど入社難易度が高め。



入社後

系列系は普通のサラリーマンと同じく、人材育成の観点からたびたび現場異動があります。
今の私の会社ですと2〜3年経ったら現場異動といった感じです。



注意点

「次の現場はオフィスビルだから極楽だわ」

「うわぁ、病院だからハズレ確定でしょ」

この建物の用途の法則に絶対はないです。

あくまで「確率が高いですよ」というお話です。



おわりに

配属された現場が

オフィスビルなら天国

商業施設なら地獄

給料は同じなのに

そんなビルメンガチャ

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