今更ながらこたつが恋しい

外に出たらぽかぽか陽気なのに
部屋の中は結構寒い。
電気カーペットを付けて
座った足にバスタオルをかけて
寒さを凌ぐ。

こたつを処分して最初の冬を
無事に越えられたけど
ちょっとこたつに未練がある。
やっぱりこたつって凄い。

何かの本でアメリカ人の知り合いが日本に来てこたつに入った際、日本人頭いい!と感嘆していたらしい。
来年の冬、こたつを新調するのか
現状のままでいくのか悩み中。

うちの実家の居間には掘りごたつがある。
中はコンクリートで出来ていて
今では電気で温かくなるヤツを入れてるけど、昔は練炭だったらしい。

父が子供の頃に掘りごたつに入っていたら、変な匂いがし始めて
中を見たらおじいちゃん(私にとってはひいおじいちゃん)の足が焼けかけていたというのは、父がする思い出話の中でも一際衝撃的な話だ。

ひいおじいちゃんは晩年、足に麻痺があったそうで本人は熱いとか痛いという感覚がなかったらしい。
父は注意喚起も込めてこの話をするらしい。
注意喚起どころか娘たちは話を聞いてビビりまくっていた。

今は電気だし
よく考えて作られてるから
熱くなりすぎなかったり
長時間使用すると弱まったりと
うっかり者の私でも安心だ。
あと何ヵ月か吟味してこたつを検討したい。