生まれ変わったら

よく、生まれ変わったら
男と女どっちで生まれたい?とか
どの国のどうゆう環境か選べるなら
どう生まれてきたい?とか

雑談の中でそんな空想話をすることがある。

そんなとき私がよく言っていたのは

もし、人生をやり直せるなら
今の記憶を持ったまま
中学ぐらいからやり直したい。

私の言うことを聞いて姉は
また、中学からやり直すなんてめんどくさい。
どうせなら記憶を持ったまま来世に生まれたい。
今世は捨てる。
と言っていた。

友達は、
もし、それが出来たら
それが出来たのが私だけなわけないから
同じく未来の記憶がある別の人が
潜んでそうで怖いから嫌だ。
と言っていた。

考え方の違いが面白い。

特に、友達の
自分だけが特別なわけないから
未来の記憶を持ったまま
中学からやり直してる人間が
他にもいるはずだ。
と言う意見には衝撃を覚えた。

確かに別の人も同じ感じでやり直していて
それにこっちが気付けないまま
未来の経験や知識を生かして
自分の人生を変えようとするのを
見られてたらと思うとゾッとする。

誰だって自分の人生の主人公は自分なわけで
私は当たり前のように
自分だけが特別という空想を描いていて
それを指摘されたような気がして
なんだか恥ずかしかった。

自分以外の人の視点が
思ってもみないところにあったりする。
やっぱり他人は面白いなぁと思う。