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FXの知識の量は多いほうが良いのか、少ないほうが良いのか。

今回はFXの知識の量は多いほうが良いのか、少ないほうが良いのか、という疑問について考えていきたいと思います。

結論から言いますと、FXの知識量は必要最低限に留めてトレードするというのが結論です。

なぜかというと、頭が情報過多の状態ですと迷ってしまうからです。ただの知識バカになってしまうからです。

FXのの知識と言えば、

・テクニカル分析(ダウ、移動平均線、プライスアクション、チャートパターン)
・ファンダメンタルズ分析・指標
・資金管理
・通貨の強弱、相関関係
・マインド

などなど、FXの勉強をしようと思えば色々ある訳であり、実際どれも重要と言えば重要です。

テクニカルが完璧でも資金管理を怠ってしまえば資金は増えませんし、資金管理ができていてテクニカルの技術がない場合も資金はなかなか増えません。

経済指標という存在自体を知らなければいつか痛い目に合い可能性もあります。

ですのでFXを初めて最初の頃は一通り勉強する必要があり、知っているか知っていないの差は大きいと思います。

だからと言って脳で処理する情報量が多ければ確実に情報を処理できなくなってしまいます。

私自身もFXを初めた頃には、色々な手法を試してはやめてを繰り返していました。

更に一つのチャートに複数のインジゲーターを加えてみたり、経済指標を元にトレードしてみたりしましたがどれも上手くはいきませんでした。

FXはシンプルで簡単

私はFXで資金が増えるようになった大きなきっかけは、手法やチャートをシンプル化してからになります。

 「FXで億稼げている人は天才」「FXで専業になるのは難しい」

と思ったり、複雑で難しい事や職人技を身に着けれなければFXで稼げるようにならないと勝てていない頃は思っていました。

また、ファンダメンタル、テクニカル、通貨の相関関係など全てを理解して完璧にしないと勝てないと思っていました。

しかしある時これでは勝てないと感じるようになり、考えを改めた事が勝つための第一歩になりました。

結局相場は上か下かしか行かないので、波が向きを変える可能性が高いところをある程度想定すれば良いだけの話です。

後追いのインジゲーターはあまり重要ではなく、ローソク足や値動きこそに答えが隠れています。

にも関わらずインジゲーターなどを組み合わせて考える事で難しく複雑なものにしてしまっていたのです。

FXは"簡単"という言葉を使いましたが、FXが簡単になったのもチャートをシンプル化したからです。

ダウと最低限のインジゲーターで十分です。ちなみに私は20MAのみを使っています。

チャートや手法をシンプル化する事により、思考が整理されてトレードに迷いが生じなくなります。

また、トレードで稼げるようになるには何年も時間がかかるという思考があったからこそ何年も何年も稼げるようにはなれなかったのだとは私は思います。

実際に数ヶ月で稼げるようになった人は多くいます。

その原因はなぜかを考えたときに、

FXで何年も勝てない人を沢山見ているからで、それを真に受けてしまい、自分も勝てないのはしょうがないと思い込むからです。

「難しい」というのは、勝てない自分を正当化するために過ぎないのです。

簡単か難しいかは、本人の感じ方であり、簡単な人には簡単であり、難しい人には難しいのです。

温泉が熱いと思うのも感じ方の違いで決まります。

FXで何年も勝ててない人からすれば今さらFXは簡単とは言えないと思いますが、3ヶ月で安定した人からすれば「何年も何を悩んでいるんだ」と思う訳です。

それぞれの感情や思い込みが、簡単な現実と難しい現実を作ってしまっているのです。

難しいと思っている間は絶対に勝てないと思います。

私も自分なりの基準を決めて、簡単なやり方をしてからは数ヶ月で安定してます。

そうは言っても何年も勝ててない人カからすると、難しいというのが根付いていると思うので、

「勝っている人は皆簡単なやり方だから勝てる。」「勝ててない人は難しいと難しいと思うやり方で無理やりやっているから勝ててない。」

と思い込むようにしてみてはどうでしょうか。

つまり、簡単だというやり方でないと安定して勝てないという事です。

簡単だと思うからこそ、遊びができるのです。遊びがあるからこそ、そこに集中できて色々な気づきが生まれるようになります。


チャートから学び最低限の知識に留める

FXの情報や知識をインプットするとき、ブログ、note、ユーチューブ、書籍、商材など様々ありますが、チャート以上の教材はありません。

自分でチャートから学ぼう、気づこうという意識が大事です。

知識を多く詰めていても逆に頭の中がめちゃくちゃになってしまいます。

今勝てないのは様々なやり方に触れて様々な手法を知っているからこそ、処理できずに難しいという風になってしまっているだけです。

トレードはこのやり方しかやらない」というのが最初からあればもっと早くから上手くいっていたはずなのです。

しかし多くの方法や、やり方があり、ごちゃまぜになっていると訳が分からなくなります。

お金を稼ぐという事が目的であれば、一つの基準、一つの手法に絞ってそれをひたすら繰り返し、改善し続ける事だけで稼げるようになります。

そこで遊びを作って、その中で気づき、集中力、センスを磨くべきなのです。

スマホを例にすると、電話とメールのやり方さえ分かればとりあえずは困らないと思い、そこだけの説明書を読めば解決し、それ以外の情報はいらない訳です。

しかしトレードになると、皆どこかに説明書がないかと探し回り、見つかると熟読しまくってしまいます。

そのせいで本来の目的である、電話やメールでさえもできなくなる状態が続いてしまうのです。

一つに決めてしまえば数ヶ月で身につく事さえも、もっと良いやり方が無いかと探し回り、目移りしてしまうので、センスを磨く段階に到達せずに上達しない原因でもあります。

私の場合、結局相場が動く大元は投資家の心理そのために、レジスタンスやサポートにおける投資心理を考えて行うスタイルでやっています。

具体的には上位足から見ていって、どのようなシナリオを建てるか決めて、自分の引いた水平線やゾーンで下位足の値動きを確かめて決着がついたところでエントリーするというやり方です。

これができるようになるために、機能するであろう水平線を引く練習をしたり、ローソク足からの売りと買いの攻防を感じ取る練習、検証を繰り返していくだけです。

そこに目線をつけるために、ダウ理論や押し目の計測のためのフィボナッチなど使います。

これだけで本当に充分です。むしろ限られた情報源で分析したほうが迷いもなく、良い分析ができると思います。

まとめ

最後に重要な要点をまとめますと、FXの知識量は必要最低限に留めてトレードするべきです。

なぜならFXは情報過多の状態では難しくなるからです。

簡単なやり方で一つの基準、一つの手法に絞ってシンプル化すればFXは簡単になります。簡単と思えるからこそ遊びが生まれてセンスが磨けるようになります。

稼ぐ事だけが目的なのであれば、「トレードはこのやり方しかやらない」というのを見つけて繰り返していく事で資金は増えていくのです。

相場の1割を知るだけで十分という事を頭に入れて下さい。






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