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FXで稼げない人に共通する一番多いパターン

☑この記事で分かること

・FXで稼げない人に共通する一番多いパターン
・プロスペクト理論
・人間の本能に打ち勝つ打開策3つ

では早速見ていきましょう!

利益幅<損失幅になっている

結論から言いますと、FXで稼げていない多くの共通パターンは、利益幅<損失幅になっている事です。

これは、外資系FX会社の調査で判明しており、EURUSDの全トレードの勝率は、勝ち=64%、負けが36%と勝率が上回っているのにも関わらず、

リスクリワードが二十数pips:数十pipsになっているトレーダーが多くいることが分かっています。

勝率が高くても、高リスク:低利益の取引を繰り返していたらトータルでマイナスになってしまいます。

ではなぜ多くのトレーダーが利益を伸ばすことができずに、損切りはすぐに出来ないのかと言いますと勝ち負けの意思決定に見られる人間の本能があるからです。

ゲームA 50%の確率で1万円 50%の確率で0円(期待値5千円)
ゲームB 100%の確率で4千円 (期待値4千円)

あなたならどちらのゲームを選びますか?

これは期待値的にはAだが、ノーリスクで4千円得られるBも良いので人それぞれ別れると思います。

問題点は次の問題にあります。

ゲームA 50%の確率で1万円を払う 50%の確率で0円になる(期待値5千円)
ゲームB 100%の確率で4千円を払う(期待値4千円)

こうなるとほとんどの人が0円になるゲームAを選んでしまう習性があります。

この事から分かるように、0円になる可能性が少しでもあるとそれに期待してよりリスクのあるゲームを選んでしまいます。

つまり人間はマイナスが発生した途端、マイナスを避けようとする性質があるといえます。

ですがトータルでプラスになるためにはゲームBを選んでいかなければなりません。

損失の方に働くプロスペクト理論

なぜ人間の本能が損失の方に働くのかと言うとプロスペクト理論が関係している事が分かっています。

プロスペクト理論とは、人は利益よりも、損失を出した時の方が過大に評価しがちで、損失を回避するための行動をとりやすい。

という風に言われているため、利益はすぐに確定したくなり、損失に対しては精神的なダメージが非常に大きいのでなかなか受け入れる事が出来ずに損切りを遅らせたり損失確定を先延ばしてしまうのです。

FXで勝つためにはこのような人間の本能を理解して打ち勝つようにしなければなりません。

人間の本能に打ち勝つためには?

人間の本能に打ち勝つための打開策としては3つあります。

・リスクリワードを1:1以上に設定
・エントリー時に損切りと利益確定のOCOオーダーを同時に置く
・損切りの変更はレートが目標値を超えたときのみにする

この条件でトレードをしていくことにより、例え勝率が40%や30%でもリスクリワードがよければトータルでプラスにできると思います。


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