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正しいチャート分析を行うための3つの基準【原理原則】

このnoteでは、FXでエントリーする前段階の正しいチャート分析について解説していこうと思います。

今回ご紹介する3つの視点を身につける事によって相場で迷いが生じなくなり、やることが明確化されるようになります。

最後までじっくりと読み込んでみてください!

結論から言うと、正しいチャート分析を行うためには、

ダウ理論、ゾーニング、レジサポ

の3つが重要になってきます。1つずつ見ていきたいと思います。

ダウ理論(波)

正しいチャート分析を行うためには、相場の原理原則であるダウ理論を理解する必要があります。

ダウ理論で見るべきポイントは、

・各時間足の目線
・明確なシグナルが出るまでトレンドは続く

というところです。

各時間足の目線はどのように判断するのかというと、

例えば、上昇トレンドから下降トレンドに切り替わるためには、高値を作った押し安値を下抜けた場合に、下目線に切り替わります。

上昇トレンド終了のシグナル

画像のように、高値を作った起点となった押し安値を下にブレイクする事で上昇トレンド終了のシグナルとなります。

つまり、安値割ったら高値切り下げやすいというのが相場における原理原則です。

下降トレンド中はその逆で、安値をつけた戻り高値を上抜けた場合に上目線に切り替わります。

この作業を主に、1時間足、4時間足、日足といった上位足の目線を知る事で、今どちらの方向に買いと売りが傾いているのかを知る事ができます。

明確なシグナルが出るまでトレンドは続くというのは、ダウを崩さない限りはトレンドは続くという事です。

日足が上昇トレンド中であれば、日足のサイズ感で押し安値を割らない限り、トレンドは継続するという事です。

名称未設定のデザイン (26)

画像のように、上昇トレンド中に、高値を作った起点の押し安値をブレイクしない限りは上昇トレンドは続くというのが、相場における原理原則です。

ゾーニング(難易度)

正しいチャート分析を行うためには、ゾーニングが必要になってきます。

ゾーニングとは、ゾーンで相場を切ってあげる事です。

なぜゾーニングをするのかというと、場所によっての難易度を知るためです。

相場を分けると、
・難しいところや方向感のないところ
・方向感の出やすいところ

のゾーンに分かれます。

当然方向感の出やすいポイントでトレードする方が勝ちやすい事は分かると思いますが、

方向感のないところはどう考えるのかと言うと、ゾーンで切った枠の中で小さな方向感の場所を探すという事になります。

つまり、相場を固まりで見るという事です。

相場をブロック化して固まりで見る事でシンプルに相場がどのようになっているのかを把握できるようになります。

1時間足

1時間足で戻り売りが成功するのであれば、安値を更新していくはずですが。

しかし抜けずに中央の赤い波のようなレンジの動きをしてきた場合は、更にゾーンで区切ってあげて考えます。

私もそうでしたが、初心者の頃はこのような難しいゾーンに入ったときに、トレードをしてしまう事です。

このような推進波が中断した波の間は待つという判断が賢明です。

かなりテクニックが必要な割に儲からない場所というのは様子見しましょう。

このようなところで頑張ってしまうと、損切りの繰り返しで疲れ果ててしまい、どちらかに抜けたときにパワーが残っていない状態になってしまいます。

ですので難しいゾーンは頑張らない事を意識しましょう。頑張れば儲かるなんて事はチャート上では無意味です。

下抜けたのであれば、レジスタンスで売りをすればよいですし、上抜けたのであればサポートで買いを検討すればよいです。

なぜこのようなもみ合いが発生するのかと言うと、買い勢力と売り勢力、両方あるゾーンであり、バランスがとれてしまい、上にも下にもいかない状態だからです。

そういったところでは、確率的には五分五分ですのでギャンブル要素が高いです。

簡単なゾーンでトレードするためには、攻防の決着がついた方に乗っていけば良いのです。

1時間足 (3)

戻り高値を上抜けたのであれば、トレンド転換を狙えますし、安値を更新すればトレンド継続でリターンムーブからの売りという戦略が立てられるのです。

レジサポ(圧力)

正しいチャート分析を行うためには、レジサポラインを引けるようになる事が重要です。

結局相場というのは、人間の思惑が動かしています。

その思惑が強くなる価格帯を知るために、意識されているレジスタンスやサポートといったラインを引いて、反発するポイントを知る必要があるのです。

名称未設定のデザイン (27)

レジサポラインを引くとはどういうことかというと、過去に意識されている場所、何度も価格が止まられている価格帯にラインを引くということです。

レジサポラインが引けるようになれば、どこで止まりそうなのか、エントリーしているのであればどこがゴール地点となるのかが分かるようになります。

まとめ

今回は、正しいチャート分析を行うための3つの基準を解説してきました。

要点をまとめると、

ダウ理論(波)
→意識すべきことは、・各時間足の目線と明確なシグナルが出るまでトレンドは続く事。

ゾーニング(難易度)
→方向感のないところ、方向感の出やすいところをゾーンで区切る。

レジサポ(圧力)
→買い圧力、売り圧力がある価格帯にラインを引き、人間の思惑が強くなるポイントを知る。

いかがでしたでしょうか。この3つの基準を知るだけでも、どんなインジゲーターやオシレーターよりも価値のあるチャート分析になりますので是非とも意識してみてください!




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