味も見ておこう
見つけたきのこの種類を特定する作業「同定」の方法には様々なやり方があります。
色、形、大きさ、「木の子」なので何の木に生えたか、表面の変化(手で触ると青や黒に変化したりする)などの他に…
・香りはあるか?
例:「ヤマドリタケモドキ」は高級きのこのポルチーニの香りがして、腹痛を起こす「ドクヤマドリ」は香りが無いので区別出来る
・標高は?
例:「ベニテングタケ」は標高の高い所でしか生えず、平地でも生える「ドクベニタケ」と区別出来る
・味は?
苦味、辛味、無味などの特徴で区別出来るものもある
地面のものを口に入れるのは抵抗があると思いますが唾液成分は殺菌、解毒効果が多少あるので微量で飲み込まなければ中毒症状は起きないでしょう。
(歯に穴が開いた虫歯があり体内に直接入りそうな場合は別ですが…)
きのこ初心者が誤って飲み込まないようにするために、味できのこを判別する方法を伝授します
〜〜きのこの味見のやり方〜〜
①爪の先くらいの小さい欠片を用意
②口内全体に行き渡らせずに上下前歯4本、下の先っちょくらいの範囲で噛み締める
③味を確認したら飲み込まず吐き出しうがいする
注意:
・口内全体で噛まないのは奥歯に引っかかったりして成分が染み込む可能性を防ぐためです。
・有毒、無毒、市販品に限らず生きのこを食すと腹痛起こすし、どんな寄生虫や細菌を抱えた虫が居たかわからないので必ず飲み込まないでください。
昨今の流行り病で中毒を起こしても医者に診てもらえない地域もあるでしょうし回避出来る中毒事故は回避しましょう。
より良いきのこライフを!
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