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ブックレビュー「病気にならない暮らし事典」


アズマカナコさんのブログで発見

アズマカナコさんの本が大好きで、アズマカナコさんがSNSで発信していないかなーと調べていたら、更新が滞っているご本人のブログを発見。そこで紹介されていたのが本間真二郎さんの本でした。
そこでさっそく図書館に借りに行きました。


感想

著者の本間さんは自然派医師として、栃木県那須烏山市に移住して自給自足生活をしながら診療所をしています。
著者の言葉で印象に残っているのが、
「自然からはずれたことをすると病気になる」
「病気になったということは、今までの生活のどこかに問題があったと考えられます。不自然な生活の結果として、病気になったということです。ですから、病気になったときは、まず自分の生活を見なおすことからはじめましょう。そして、病気の原因に気づき、自分と素直に向き合うことが、回復の第一歩になります。」

そうだよなー・・とすとんと腑に落ちました。
本書では、薬に頼らない、自然を生活に取り入れる、腸内細菌を増やす、適度な運動や睡眠・・といったことも沢山書いてあって、そのどれもが納得の内容ですが、つまるところ、上記の二つの文章にに凝縮されていると感じました。

自分に照らし合わせても、自分の「こうありたい、こうしたい」という姿と、実際に毎日自分が過ごしている姿がかけ離れすぎたことで、体調不良という形で休職になってしまいました。
具体的には、子供と接する時間を増やしたい、もっと子供と一緒にいたい、という気持ちを毎日持っていたにも関わらず、実際には、会社の期待に応えなくては、と身を粉にして働いていて、帰宅したころには疲れ果てていて、子供の呼びかけに笑顔で応じる余裕なんてなくてガミガミ怒ることもあり・・という日々でした。

休職直前にしていた仕事は、もともとの私の専門とは違う仕事で、実はそれが合わなかったのも大きいなーと思います。「なんでこの仕事をやって毎日疲れなきゃいけないんだろう」「でも会社からは期待されているし」「ワーキングマザーでも活躍しないと次の世代に道を作れないかも」みたいな、他人軸全開でした。自分の意思でやっているんだ、と自分に思い込ませるのがどんどん大変になってきていました。

休職したことで、自分の本当の気持ちをあまりに尊重しないと病気になるんだ、とわかりました。あまり、自分会議?というんでしょうか、自分の気持ちと相談する、ということをしてこなかったので、これからは、面倒くさい人と言われようとどうしようと、いちいち自分の気持ち(こころちゃんとか、擬人化したほうがわかりやすいかもです)に、「ねえこれってどう思う?やりたいかな?どうかな?」とか、聞いてみようと思いました。

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