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愛しの毛玉ちゃん

#エッセイ #猫が好き #ペットとの暮らし #うさぎが好き

■可愛いが大渋滞

うちにはうさぎが一羽と猫が二匹いる。
そりゃあもう大変よ、可愛くて。
それでは世界一素敵な、うちの可愛い可愛い毛玉ちゃん達をご紹介しよう。

うさぎ
4月で12歳になる長老。チェスナットのまるっとしたボディーと短いお耳が
チャームポイント。so cute
我が家で一番小さいが一番威張っている、絶対的王者。
跳び箱を模したハウスの上でとるポーズはプライドロックで辺りを睥睨する
ライオンの王『シンバ』みたい。
セーフティゲートで仕切られたリビングの一画に庭付き一戸建てを所有し、毎日パトロールを欠かさない。
敷き詰められた藁のシートを掘り返し、無垢材のステップ上り下りし、
山と積まれた食べ方題のチモシーを底からひっくり返して吟味し。
まあつまり、やりたい放題だ。
うっかりくしゃみをすると足ダン。その小さな身体と毛だらけの足からは
想像できないくらい大きな音。ごめん、ごめんってば!
が、可愛いから許す。許しちゃう。

ねこ
6月で3歳になる若造兄弟。ブルーの瞳とシルクのような手触りの長毛種
がっしりしたボディーと大きな手足がチャームポイント。so cute
我が家に来て2年目の大型ルーキー。抜群の存在感で家中(水場は除く)をテリトリーにしようと目論む新興勢力。
窓際のキャットタワーから外を眺め、時折やってくる小鳥にびびり。
(だって外に出たことない、お坊ちゃまだから)
ハンモックでお昼寝し、夜は何故かベッドのど真ん中で平行に眠る。
当然私の眠る場所はないので、端っこにちょっとお邪魔させてもらう感じ。息子に貰ったテニスボールを追いかけ、毎日のように貢がれるおもちゃより、包み紙や段ボールを好み。(猫あるある)
カリカリとボイルしたお魚を食べどんどん成長している。
ビニル袋をガサゴソすると『おやつですか?おやつですね!』と言わんばかりに興奮して突進してくる。重いから、君たち重いから。
が、可愛いから許す。許しちゃう。

生きてると嫌なことばっかり。
ささくれだった心を持て余し、うだうだと考え込む。
そんな時。
リビングの床に大の字に寝そべってみる。
あ、長老が気にしてるね。ちょっとお家にお邪魔しますね。
ツンツンと鼻先でつつかれ催促されるので、柔らかな毛並みを撫でる。
ささくれだった気持ちが落ち着てくる。
セーフティゲートの向こうから、若造たちが覗き込んでるね。
君たちにも触っていいかな?
お腹を見せて寝っ転がるので、さわさわと撫でる。
うっとりと目を細めエアふみふみ。グーパーグーパー。
お日様みたいな匂いがするね。
ああ、なんて幸せなんだろう。眠くなってきた。

この子達がいればなんとかなる。
だって、守られてるもの。
モフモフの毛皮に包まれた小さな足の大きな威嚇音。
モフモフの毛皮に隠された鋭く尖った爪。
なんて頼りになる愛しの毛玉ちゃんたち。

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