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人生、ハードモード。(前半)

自分ではあんまり思ってなかったけれど、わたしの人生
なかなかハードモードじゃない??

ってことで、まず小学生〜中学生編!

怪我、病気、手術、入院。

小学生5年だか6年生の時、バスケしてたら
小指を突き指したんですよ。
で、病院行ったら、”骨折してます。おまけに影も見えます。”
”紹介状を書くので大きい病院に行ってください。”
とのこと。

調べたら、”内軟骨種”っていう病気らしくて、手術が必要だと。
指の骨にできた腫瘍をとって、そこに健康な骨を移植しますっていう手術。
その健康な骨っていうのは、自分の骨盤の骨なんですよ!!
骨盤の骨を削って、小指に移植するんです。
(こわっ!)

当時の私には、ことの大きさがあまり分かってなかったけど、
両親は心配しただろうなあ。
しかも実費だったし。

その手術を、小学校高学年の時と、中2の時の 2回手術しました。
(中2の時再発したんです。)

見ないふりしてきた傷は、いつまでも癒えない。



全身麻酔でぼーっとした頭で車いすに乗ったこと、
骨盤を削るガッガッとした音とカラダへ響く振動。
初めての入院、夜の病棟。
何度も撮ったレントゲン、何度も通った病院、術後のリハビリ。

当時の写真には、指に包帯巻いている写真がいくつもある。


なんか、今母親になって思うのですが、
子供にとってなかなかしんどい体験だよなあ…と。
当時のわたしは、親に心配かけちゃいけない、って
大丈夫なふりしてましたね。
お見舞いに来てくれた友達にも無理に笑ったりしてた。


”大変なことはみんなあるだろう”
”だからこんなことくらい、たいしたことない。”
って勝手に我慢しちゃう。

ホントはめちゃくちゃ怖いのに。
めちゃくちゃ痛いし、怖いし、病院とか大嫌いだし、
みんなと同じように体育したい、文字書くのも不便、お風呂でも洗いづらいし、
包帯もめんどくさい。
すごく傷ついてたはずだった。
でも、当時、ちゃんと傷つけなかった。


苦しかったよね、怖かったよね、今なら言える。
ガンバって大丈夫なふりしてた子供時代のわたし、ごめんね。
でも偉いね、よく耐えてきたね、うん、苦しかったね。
これまできちんと見てこなかった傷。
ずっと放置しっぱなしだから、ずっと傷ついたまま。

傷を癒したいなら、ちゃんと向き合うこと。
”わたしは傷ついてました。”って、今なら言える。

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