感動と興奮と悔しさが入り混じったこの感情 ~野球のある日常が戻ってきた~

6月19日、プロ野球が開幕した。
特別ルールだったり無観客だったりと多くの制限はあるが、それでも開催にこぎつけられたことはとても喜ばしいし尽力してくださった方々には本当に感謝しかない。ありがとうございました。

さて、昨日の試合だが、皆さんご存知の通りヤクルトは延長戦の末敗北、開幕投手の石川投手に勝ち星を付けることができなかった。
途中登板した投手の状態であったり、細かな采配であったり、期待していた選手が結果が出せず悲しい気持ちになったりと、試合詳細に関して言いたいことはたくさんあるが、それはいったん置いておくとする。

昨日の試合は、10回裏に最高の盛り上がりを見せた。2点差ながらも二死満塁、バッター村上というシチュエーションまでたどり着くことができたのだ。
試合終了直後はその場面への興奮とワクワク感、最後まで見せ所を作ってくれた充足感で包まれていた。しかし、試合終了からしばらく経つにつれ、試合の反省点やら負けたという事実から来る悔しさ、とある選手の情報がないことからくる不安も入り混じり、何とも言えない感情が渦巻いていた。

ただ、この感情こそがこれまで何度も感じてきた感情であり、「ああ、野球がある日常が戻ってきたんだな」という気持ちに改めて思い至ることができた。正直昨シーズン終了はこんな気持ちにすらなっていなかったと思うけど、”勝負”ができているんだな、という、振り返ってみればこのごちゃまぜの感情はまだいいことなんだな、この思いをできることが、ちゃんと野球を楽しめているんだな、ということに気づき、実は幸せなんだということに気づけたのが昨日の一番の収穫なんじゃないかな。

とはいえ、こんな感情をいつもしていたらそれこそ昨シーズンみたいにただ消化するだけになってしまうから、今日は勝利による充足感に包まれたまま1日を終わりたいです。頼むよ!!!

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