見出し画像

側弯症装具を受け取りました


オーダーメイドの側弯矯正装具 シェノーブレースを受け取ってきました。


フィッティング

蒸し暑いなか、取り急ぎ用意した綿100%半袖インナーをTシャツの下に着込んでいって、フィッティングです。

義肢装具士さんが装着の仕方を説明してくれたのですが、なかなかに大変・・・!

なんていうか、、
砂浜で生まれたての子ガメが、ジタバタしながら海へ向かってる感じ・・・? (個人の感想です)

七転八倒しながらベルトをギュウギュウと締め付けて、装着完了。
合わないところがないかチェックしてもらいます。

娘はなんでも我慢したり遠慮してしまう性格なので、
「痛いところや困ったことがあったら頑張って言おうね。言わないと誰もわかってくれないし、痛くないんだなって思われて後から困るのは自分だからね」
と事前に言い含めておきました。

そのおかげか、そもそもとても我慢なんかできないくらいなのか、「痛い痛い!」を連発。
特に骨盤の骨のでっぱりの部分が当たってすごく痛いとのこと。
まっすぐ立てないくらいに痛い、座っても痛い、なにしても痛いと。
痛みから逃げるために体が斜めになってしまっていて、かなり辛そうでした。

聞くと、そこは着けた多くの子が痛みを訴える場所だそう。
骨盤から支えていくタイプなので、広がってしまっている骨盤をギュッと締めるために痛いと。

他にも痛いと言うところは、曲がっている骨を押し込むポイントなので、逆にちゃんと矯正が効いているということらしいです。

背中側は痛くないそうで、装具との隙間も少なく、最初にしてはよくフィットしているとのことでした。

1ヶ月くらいでだんだん慣れてくるそうで、着けたての最初がいちばん痛いと。
座ると骨盤が広がろうとするので痛みが強くなりやすく、寝た格好がいちばんマシなようです。
うーん、これは慣れるまで厳しそう。。

あとは、痛いところは大きめの絆創膏や薄いフワフワの謎シート(←見せてもらったけど、なんだかわからなかった💦)で保護するくらいならOK。
ガーゼや厚みのあるものだと矯正力が変わってしまうのでNG。
赤み かゆみなどの皮膚疾患が出たら、皮膚科か小児科で診てもらって、薬で対処してくださいとのことでした。

100均で靴ずれ用の絆創膏を買い込んでおこうかなー。
敏感肌用のテープのほうがいいかな?

支払い & 必要書類受取

フィッティングのあと、代金を現金で支払いました。
銀行振込も可だったけど、保険請求に必要な書類をさっさともらいたかったので。
領収書と治療用装具製作指示装着証明書(長い ...早口言葉かな?)を発行してくれて、コピーを取っておくことや保険請求の仕方も説明してくれました。

私がオロオロあわあわと質問したからかもしれませんが(イケメン相手に面倒なオバちゃんでごめんやったで・・・)、とても丁寧に装具について教えてくれました。
ぜんぶ終わったあとも、くれぐれも無理はしないでね、と声をかけてくれたり。
理学療法士さんも、義肢装具士さんも、幸あれ!  (感謝‼︎🙏🙏🙏)
専門家ってスバラシイ \(°ω°)/✨

装着後の診察

装具を装着して30分たったら、装着したままレントゲン撮影。
それからドクターの診察。
コブ角の角度が改善されていて、矯正が効いていることが確認できました。
うちは上下S字にねじれをともなって曲がっているタイプなのですが、特に下の曲がりが改善されていました。
問題があれば調整のために預けなきゃならなかったけど、必要なしということで、装具の受け取り完了です。

次回の診察は1ヶ月後。
その日はなるべく長く装具を着けた状態で行って、どれくらい矯正されているかを確認するためにレントゲンを撮るそうです。

あせらず いこー


所感...

さて、帰宅後。
初日に着けてみた感じだと、毎日少しずつ慣らしていっても、、学校にしていけるようになるのは まだ先になりそうです。

着けていると、首を縮めたように肩が上がっているし、その肩の高さも違うし、痛みで身体が斜めになって、着ける前よりずっと曲がって見える!
まっすぐにするために着けているのに・・・ナンテコッタイ😱

この状態で学校生活は無理そうすぎる...。
強制してイヤになっちゃったら元も子もないし。
まず本人が必要性を理解して受け入れないと難しそうです。
自分でこっそり緩めようと思ったらできちゃうし、緩めて着用してても中途半端に苦しくて邪魔なだけで、けっきょく効果もないんじゃ意味ないし。。

まずは、まだ痛みがマシな寝るときに着けてみて、徐々に毎日少しでもいいから着けられるように、娘といっしょに頑張ってみます。

夏休みいっぱい慣れるために使って、ある程度自信がついて本人がその気になれば、学校チャレンジかなー💦
まず長時間座れるようになるのかな...🥲

いまは、無理させない、あせらない・・・!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?