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2024 Steam NEXTフェス Oct.で遊んだゲーム 【20本】
Steam NEXTフェスとは
まだ世の中に出ていないゲームの体験版が一気に遊べる年に2度あるSteamのお祭り。今回は2704本もの体験版がリリース!
クリアした体験版の中で、特に発売が待ち遠しい20本について簡単にレビューしていきます。
HYPERBEAT
日本語対応×
今回のNEXTフェスで一番感動した。
ローポリグラフィックのリズムゲーム。
今回のSteamNextFestで一番𝙈𝙄𝙉𝘿-𝘽𝙇𝙊𝙒𝙄𝙉𝙂だった
— kinoita (@kinoita_shiro) October 19, 2024
曲もビジュアルもかっけ~~~~~
HYPERBEAThttps://t.co/GFxQGYMdSl pic.twitter.com/sqycAvdXYQ
曲もいいしグラフィックもいい。
操作は他のリズムゲームでは中々見たことがないLスティックのキャラクターコントロール。
とにかく全てが好みでめちゃめちゃ注目してます。
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ストーリーっぽい要素も気になる
Pip My Dice
日本語対応×
デッキ構築型サイコロローグライト
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「出た目の合計×役の点数」で目標点数を目指す、かなりBalatroなローグライト。
ここ最近のNextフェスはVampire Survivorsのフォロワーゲームがかなりを〆てたけど、今回のNextフェスはBalatroに影響を受けてそうなゲームが結構あった。
遊んだ中ではこのPip My Diceが一番出来が良かったので製品版期待したいな。
デッキ構築型スゴロクローグライト『Pip My Dice』のDemo
— kinoita (@kinoita_shiro) October 15, 2024
これBalatroハマった人全員やるべき
いや、むしろやるべきじゃないかも#SteamNextFesthttps://t.co/DStm9Hyo1i pic.twitter.com/6jAoNiSZde
Pilo and the Holobok
日本語対応〇
ワールドで見つかる色んなものをシールに変換して、「ホロブック」と呼ばれるシールブックを完成させる収集アドベンチャー。
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シールを集めるゲームが大好きなので、広い世界を旅して、目に入るものをどんどんシールにしてると自然と童心に帰っていく。
PvEの要素もなさそうなので、アクション苦手な人にオススメしたい。
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Ballionaire
日本語対応×
ピンボールのピンをどんどん強化していくローグライト
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ピンボール×ローグライト、つまりギャンブル好きが絶対触れてはならないゲーム。デモなのに既に200時間遊べるポテンシャルを感じた。
カートゥーンチックなカラフルな世界観に、ちょっと宗教チックなキャラクター。コアの部分は奇妙なのに妙にポップにまとまっているゲーム。
製品版楽しみだ。
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Building Relationship
日本語対応〇
建築物が建築物に恋する恋愛シミュレーション。
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マリオ64っぽいグラフィック、フィールド。
最近はPS2時代のローポリをオマージュしたゲームが沢山出てるけど、64風味なゲームも沢山出て欲しいので期待してた作品。
デモ版はかなり短かったけど、なんとなく、エンディングで泣いてしまいそうな気配を感じた。
建築物同士の恋愛。そんな映像作品を作れるのもゲームのいいところだよなあと思う。
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DucknRoll
日本語対応〇
サイコロの強化をしながらフロアを進む、デッキ構築サイコロローグライト。
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サイコロローグライトも最近多いけど、みんなそれぞれ個性があって嬉しい。
特にこのゲームはSwitchで人気が出そう。てのひらで気軽に遊びたいね。
体験版で3時間半が溶けた。製品版で溶ける時間想像して今から怖いね
ボットワールド オデッセイ
日本語対応〇
ボットを仲間にしながら世界一の「ボットマスター」を目指すコレクターJRPG
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オープンワールドの各地に散らばるボットパーツや敵との戦闘を重ねて自分のロボットを強化していく、システムとしてはかなりトラディショナルなRPGだった。そういうのが良いんだよな。
戦闘はオートバトルなので、自分の作ったおもちゃが箱庭で戦ってる、みたいな良い憧憬があった。
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DICEOMANCER
日本語対応×
カードとサイコロの不思議な力で戦うデッキ構築型ローグライト。
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カートゥーン長のグラフィックに一目惚れした。
敵の数値が絡む行動(ダメージやHP、バフなど)の数値を、自分がダイスを振って自分の有利な数値に変更できるシステムが、世界観をハックしているようなシステムで面白い。
あと、その時のダイスの質感がかなりリアルで怖い。
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OMG Words
日本語対応×
もじぴったん×Balatroなデッキ構築型ローグライト
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もじぴったん大好きなのでフォロワーゲームが出てくれてとても嬉しい。Balatroライクな数値計算で、無限に遊べそうではあるんだけど、ローカライズが難しそうなゲームなので日本語で遊ぶのは難しそうかな…
Proverbs
日本語対応〇
絵画を完成させることが目的の広大な面積のマインスイーパー
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圧倒的物量のマインスイーパーに押しつぶされたい人にオススメしたい。
久々にかなり夢中にマインスイーパーしました。
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Black Dust
日本語対応〇
手書きで描かれた奇妙な世界を旅する、高難易度アクションプラットフォーム。
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死ぬこと前提で作られたステージに、屍の山を積み重ねながら意地になって何度も挑戦する。プレイフィールはCelesteに近い。
Celesteにない存在しない独自要素も沢山あり、ギミックに頭を悩ませながら熱中出来た。
あと主人公のキャラクター、何モチーフ?
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Grid Ranger
日本語対応×
グリッドベースの一騎当千シューティング。
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自身の強化要素などはなく、ただひたすら硬派なアーケードシューティング。ネオンチックで3Dなオブジェクトと視覚効果で、アーケード的な「古臭さ」は全く感じなかった。
ステージ構成は毎回同じなので、実力の向上が目に見えてわかるのもいい。
オールインアビス イカサマサバキ
日本語対応〇
欲望の街に君臨する「魔女」たちのイカサマを看破するテキサスホールデムルールのポーカー×ADV
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敵のボスである「魔女」とポーカーで命を賭した対決を行う。しかし、「魔女」たちはイカサマを使ってくるため、イカサマの攻略法をADVパートで解き明かす。かなりストーリーに重きを置いている。
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ポーカー自体はスキルシステムによって初心者でもとっつきやすく、ここをポーカーの入口にしてもいいような出来だった。あとスクショが絵になるね。
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Worshippers of Cthuluhu
日本語対応〇
クトゥルフ教団の大祭司になり、村を発展させつつ世界をクトゥルフの闇に沈めるコロニーシム。
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普通のコロニーシムだけでなく、住人の狂気度や血の生産など、クトゥルフならではのシステムが入り込んでいる。
何より、クトゥルフがゲーム内にしっかり描かれるのが良かった。ラヴクラフトゲーム、クトゥルフの存在を異質さを強調するために明確にクトゥルフを描かなかったりするので、ちゃんと描写するのは好感持てる。
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Temtem: Swarm
日本語対応〇
Temtemの世界観を元にしたヴァンサバライク。
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順当にヴァンパイアサバイバーズライクだった。同ジャンルの中でも冒険していない部類に入ると思うものの、キャラやマップがキャッチーなのでヴァンサバ経験があまりなかったらかなり勧めやすい。
ヴァンサバライク遊びすぎてヴァンサバ疲れしてる人、僕以外にも沢山いそう。
ねずみバスターズ
日本語対応〇
ふとしたことでネズミになった主人公が、人間に戻るためにゴーストバスターズになるポイント&クリックアドベンチャー
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アクションや探索パートよりも、物語に重きを置いているアドベンチャーといった印象。
物語中心だけどデモ版では本当に最初しか遊べなかったためちょっと残念、製品版に期待です。
Beastieball
日本語対応×
Beastieと呼ばれるクリーチャーを仲間にして、バレーボールでバトルするJRPG。
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JRPGよろしくレベルを上げてHPや攻撃力を上げて敵を倒していくのが王道なんだけど、このゲームはちゃんとバレーボールの要素が導入されていて、レベル差があっても戦術によって突破できるところが良かった。
今回プレイした日本語非対応ゲームの中で、一番日本ウケしそうだった。日本語対応してくれ~~~。
A Stranded Spark
島に流れ着いた女の子が、そこで出会う様々なキャラクターと助け合い、家に帰るまでのオープンワールドアドベンチャー。
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毒っ気のない、気さくなキャラクターたちと絆を育みながら、あたたかな気持ちで島中を探索する。
敵と対戦しないオープンワールドLoverとしては製品版待ち遠しい。
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Emberdrift
日本語対応×
敵を倒して自身を強化しながらボスを目指す、スピード感のあるメトロイドヴァニア×ローグライト
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ボス以外の敵は攻撃を一撃喰らわせただけで倒れていくので、一騎当千シューティングな側面もあった。
最適化がされていないのか、スピード感が売りのゲームなのにfpsが妙に落ちるタイミングが何度かあった。グラフィックの粗削りさなど、完成度が今一つ惜しい。
BlockArena
日本語対応×
パリィや回避を駆使してフロアを進んでいくローグライトアクション。
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ボード上に存在する剣アイコンや魔法アイコンなどを拾いつつ、敵の攻撃をパリィや回避でかわしながらローグライト要素として自身を強化する。
今回プレイしたゲームの中では一番新規性を感じた。似たようなゲームシステムを導入したゲームがあまり思い浮かばない。
クオリティとしては、学生のゲームジャムに展示されていそうなレベル(どちらに向けても失礼かも、ごめんなさい)だったけど、完成したら新しいゲームシステムとしてクローンゲームが作られてもおかしくなさそう。
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終わりに
体験版なのに何時間もじっくり遊んじゃったり、製品版がもっと楽しみになったり。Steam Next フェスは本当のお祭りみたいに感じる。
noteにも体験版のレポートが沢山アップロードされていて (100本を超えるゲームを触っている方もいらっしゃって!) 刺激になるし、お祭りの一体感みたいなものを勝手に味わってる。
ということでこの辺りで〆ます。最後まで見てくださってありがとうございました~~~