大手サークルになりたい時に考えること

こんにちは、キノヒトです。
勇んで始めたnoteも一年近く放置してしまってました。

せっかくなので、最近よく考えることを書いてみようと思います。

大手になりたい!!

振り返ってみると、もう10年近く同人活動をしています。
主に二次創作です。
もちろん書いているだけで楽しい。自分の妄想を他人に読んでもらえるだけで嬉しい。
褒めてもらえたら万々歳です。

でも、やっぱりもっと多くの人に読んでもらいたい気持ちもある。
即売会やイベントに行って、行列の出来ているよそのサークルさんを見ると羨ましいと思う。
ネットでもフォロワー多い創作アカウントを見るといいなーーと思ってしまいます。

あけすけに言うと、「大手サークルになりたい!人気者になりたい!」という心が常にあります。
欲深い私だけかもしれませんが……

なので今回は、どうやったら大手になれるのかを考えてみます。

1:ジャンル黎明期でパイオニアになれ

新しいゲームがリリースされた、漫画が連載された、アニメが放映された……といった「新しいジャンルが始まる時期」があると思います。
徐々に人気が出て、Twitterでファンアートや二次創作が出始めて、「最近話題だよね」と言われるような時期。

この時、いち早く二次創作を作り上げてアップロードしてくれる人って案外少ないような気がします。
昔からあったジャンルならさておき、新しくできたばかりのジャンルは(当然ながら)作品数が少ない。
人は集まってきているのに供給が少ない……そんな状況でぱーっと作品を増やしてくれる人、マジでありがたい。まさに開拓者。

スタートダッシュを牽引してくれた人は、その後もジャンルで存在感あるサークルさんになってくれる気がします。

2:ニッチな性癖を全面に出せ

スタートダッシュにも似た勢いが落ち着き、同人誌即売会が数回開催され、サークル数も安定してくる頃合いがどのジャンルにもあります。
そのくらいの時期に「そういや最近盛り上がってる作品だな、読んでみよう」と足を踏み入れてドはまりする……ということ、よくありますよね。

ただ、この頃にはもう人気のサークルさんが決まっていて、買う側も「いつも買うサークルさん」が固まっていることもしばしばあります。
出遅れた、という訳ではないけど、出来上がってる購入リストに入れてもらうのって結構難しいなと感じます。

一番効くのが、これまでその界隈になかったような作品を出すことなんじゃないかと思います。
他のサークルさんと競合しないような作品なら、読んでもらえるきっかけも増えるかも。
個人的には、性癖に素直な尖った作品が増えてくると「このジャンル成熟したなあ…」と思います。

3:継続は力なり、とにかく続ける

参入時期、エッジの効いた性癖、と並べてきましたが、これが一番重要なんじゃないかと思います。
とにかく続けて作品をリリースすることです。

腰を据えて長編作品を更新してくれる人、定期的に同人誌を出してくれる人、Twitterで萌えを語り続けてくれる人……そういう「いつもいる」人たちは、自然と目に触れる機会も多くなります。
続けるということは大変だけど、その分作品を愛しているんだなとも。

特に最近、新しい作品がどんどん出てきてオタクの人たちのジャンル変遷の周期もどんどん短くなっている気がします。
それはそれでオタクに優しい世界なのですが、やっぱり自分の好きなジャンルにずっといてくれる人は好きになっちゃう。

まとめ:とはいえ好きにやれ

個人的な観点から大手になる方法を考えてみましたが、とはいえ一番は好きに楽しくやるのが同人活動の在り方だよな~という身も蓋もない結論になりました。
そもそもがファン活動の一環ですしね。

でも、やっぱり創作して本を作る以上より多くの人に見てもらいたいし、あの人の書く○○はいいよねって褒めてもらいたいし、○○と言えばあの人!と言われてみたいし……と煩悩は尽きません。
(冒頭にも同じようなこと書いてますが)
書いたものを同志に見てもらえればそれでいい、とまで悟りを開くことができない……

より多くの人に読んでもらうための手段として、大手サークルになる研究は続けていきたいと思います。
また何か発見、というか思いついたらnoteに書くので見てください。

それではまた。


創作するオタク。