なんの思い出もないのに懐かしい音
祭りで聞く
伝統的な太鼓や笛の音がとても大好きだ。
体の芯に響いて懐かしい感じがする。
前世に何か関係しているのではないかと思うぐらいだ。
思うだけで全くなんの記憶もない。
とにかく私は日本の伝統的な全ての祭りが好きだ。
見るだけで踊りに参加はしない。
誘われたら踊るかもしれない。
しかし誘われるような知人がいないので踊らない。
でも本当は踊ってみたい。
踊る人だけではなく
太鼓の人も笛の人も
何かを担いだり引いたりする人もいるが
なんとなく踊る人がいい。
記憶のない前世と関係ある気もしてくる。
炎天下で何時間も踊り歩いて汗だくで
仲間たちと"楽しかったね"と充実した日を過ごしたい。
祭りを見に行きたいのだが子供達はあまり興味がなく
一緒に行ってくれない。
だからと言って1人で行くのも何か違う。
しょうがないので夫婦で出掛けるのが恒例である。
しかし結局
夫も私ほどの熱量はないのですぐ帰ろうとする。
もし私が踊ることになっても
家族は誰も見に来ないだろう。
その時はしっかりビールを流し込んで
ご機嫌で帰宅しようと思う。
エッセイ本の出版の為に書き続けます!よろしくお願いします!