『継続』

何事も、やめるのは簡単だが続けるのは実に難しい。

僕は何かを続けることがものすごく苦手だ。何度も枯らした朝顔、揃えて遊ぶ前に飽きたカードゲーム、三日分もないほぼ白紙の絵日記、その他にもたくさんある。きっと全て言い尽くした頃にはその倍の数の断念を繰り返してるだろう。

だが僕は家族にそれを責められたことはない。それはなぜか。

家族全員なにも続かないからである。

僕の家族はまぁ変わっている。父が健在だったころは週に1度、家族全員で母が愛してやまないジャッキーチェンのビデオを見るのが恒例になっていた。そして映画のエンドロールが流れ始めると、それぞれが自室に向かう。

各部屋で行われているのは筋トレである。別にそういう決まりがあるわけでもなく、単純なので漏れなく影響を受けているのだ。

そして5分経つか経たないかぐらいで僕たちはまたリビングに集う。飽きたのだ。体力の限界とか、持病がとか、そんなやむを得ない理由でもなんでもなくただ飽きたのだ。

このように飽き性家族の中で育ってきた僕は、誰にも咎められることなくすくすくと育った。

おかげで誰かとやり取りを続けることすら苦手なダメ人間ができあがったわけだが、実はそんな僕にも1つだけ続けられているものがある。

音楽

これだけは飽きずに1人でギターを弾いてみたり、歌を歌ってみたり、バンド活動をしてみたり、mixに手を出してみたり、歌い手活動をしたりと、長いこと続けている。

ふと気が付いてみれば今までたくさんのものを放棄して生きてきたため、僕には音楽しか残ってなかった。でも幸い、僕に残された音楽が夢になった。

僕はこの歌い手界隈でとことん頑張りたい。人生を振り返った時に1番熱を持って取り組んだことと言い切れるように今後も邁進していくつもりだ。僕がどこまで飽きずに続けられるか、リスナーたちはニヤニヤしながら僕を眺めていてほしい。

僕は先ほども述べたように単純なので、褒められれば褒められた分だけやる気が出る。褒め損が起こることもないので安心して褒めてほしい(?)

僕がこれだけ続けれているのはみんながいてくれるからなんです。

いつもありがとうね。

ネタしか書いていないnoteだけど、最後は珍しくまともになってしまった。口調まで変わってしまい恥ずかしいので今日は長風呂しようと思う、行ってきます。

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