偶然の出逢いと相棒と。

またまた久しぶりの投稿です。最近春めいてきましたね!😊

私自身、春は大好きですが…毎年恒例花粉にやられるシーズンです。。

ポケットティッシュが鞄に無いと途端に冷や汗が出ます。kinoです。


突然ですが、今日は私の「相棒」について書こうと思います。

私はついこの間まで、吹奏楽部でトロンボーンを吹いていました。

トロンボーンというと、大きめの金管のスライドが伸びる楽器だよ~といえば8割は伝わる、中低音が魅力の楽器です。トランペットと比べるとやや地味な楽器ですが、曲によっては美味しいパートを貰えるパートです。(コパカバーナ!!!)(裏打ちも今となっては好き)

トロンボーンとは中1から大4まで、いつも一緒に過ごしました。“青春時代を最も長く共にした”といっても過言ではない存在でした。(ある意味相棒というよりも恋人)

そんな相棒と出会ったのは、10年前の春でした。

小学校のときに吹奏楽部でフルートを吹いていた私は、中学の部活で楽器決めをする際、当然の如くフルートを第一志望にしました。フルート以外の楽器は全く考えておらず…。

しかし周囲の同期達もフルートやりたいねッッ!と話していて、こ、これはマズいぞ…とぞわぞわ嫌な予感が。

嫌な予感は見事的中。結局じゃんけんにボロ負けしてしまい、トロンボーンになりました。(なんと第4志望にも入っていなかった)

絶対またフルートが吹けるぞ!!とすっかり意気込んでいた私は、入部早々部活を辞めようかと思うほどショックを受けたのを憶えています(笑)

でも「やってみたら意外と面白いかもよ」という両親からの言葉もあり、決意を固めることに。

まさか当時は、今後10年間吹き続ける相棒になるとも知らず。

今ではすっかりトロンボーンしか勝たんぞ思考(?)となりました。音もフォルムもスライドも好き。もはやトロンボーンに恋してる。中1の私からみればびっくりだろうなー。

あのじゃんけんに勝っていたら、出会った人も、関わった人も全く違ってきたのかも?

そう思うと縁って不思議なものだなと思います。なるべくしてトロンボーンになったのかも(?)しれない。逆にフルートのままだったらどうなってたのか少し気になる。


元々私の中で「人生を変える出来事」って、受験、入学、結婚など、人生の節目にあたる際に多く起きるイメージでした。

でも、意外と私の「じゃんけん」のような一瞬の出来事が、人生の分岐点にも十分成り得る、と考えるととっても面白い。

そして私の体験談のように、当時は最悪だー!とか思っていたものが、長い目で見ると「そこでその選択して間違ってなかった!!」となることもある。

失敗と思いきや大成功もあれば、その逆もしかり。。人生、試行錯誤して生きていくものだと、どなたかに聴いた記憶が…。

結局のところ、今の自分がかなり悪いコンディションだと思い込んでいても、本当にそうであるかわかるのは少し先のことだということで。。。

人生どう生きるのが正解か、どんな選択をすれば良いのかその時は絶対にわからないものですが、予測出来ないからこそ面白いのかも。(安定の語彙力の無さですみません)


ここまで書いてきて、急にトロンボーンが吹きたい欲に襲われてきました(笑)

明日にでも久しぶりに吹いてみようかな。

皆さんは、何か面白いふとしたときにやってくる〈人生の分岐点〉や〈自分にとっての衝撃的なもの〉と出逢った体験、ありますか?

ではまた!






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