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国産サプリなら安心、は間違いです

こんにちは。分子栄養学カウンセラー起業準備中のクライマーKinnyです。

さて、本日は、結論から言うと、

 「原材料をみましょう」

です。

「アミノ酸ちゃんと摂っていますよ」

と言って送られてきたサプリの原材料を見たら、トップ原材料が

 麦芽糖

でした。

これでは、アミノ酸を取っているつもりで、糖をとってしまいます。

ほとんどが糖分であっても、微量でも含有されていればアミノ酸も入っている…という状態のサプリで、血糖値の異常や中性脂肪の問題がない人には、アミノ酸を取っているつもりで糖分を取っていても、問題ないため、放置されている、という状況がうかがえます。

これは国産の著名なビタミンBサプリでも同じでした。そもそも、含有量が全く不足していました。

■ 多少の糖は問題ない人と問題がある人

このクライエントは、血液検査の数値で、

 AST 53 (H)
 ALT 69  (H)
 中性脂肪 315 (H)

です。(H)は基準値を超えて高いという意味です。検査値にこのイニシャルが付いていたら、”多くの人が収まる数値の前後95%”には、収まっていないという意味です。多数決で言えば、95%ではなく、5%、それも高いほうの2.5%に入っているという意味です。

誰が見ても、この数値からは、この方は、脂肪肝です。

つまり、血中の余剰の糖が脂肪に変換されて、肝臓が悲鳴を上げていることが分かります。

つまり、最適の健康を得るにあたって、

 不必要な糖分

は、この方にとっては許容できない、です。

このような自覚なしに、

 ・みんなが選んでいる
 ・安い

などの理由で原材料表記を見ないで、クリックしてしまうと、お金をどぶに捨てることになります。

■ 血液検査データの取り扱い

ちなみに血液検査からの診断は、医師でないと認められていません。

しかし、少し勉強するだけで一般の人でも数値の意味を読めるようになります。

お勧めの動画はこちらです。

専門医の動画でも、似たものを3つ見るようにしましょう。盲点が少なくなりますので。

■ 国産サプリを分子栄養医師が進める理由

それは、iHerb等で買える外国産サプリで、キレート鉄(フェロケル)が市販されており、そのキレート鉄を推し活されている、分子栄養学の医師がおられ、正しい情報が伝わらなかったために、フェリチン異常値の患者さんが、全国の医院にあふれ出るという事態が起きているためです。同じ医者に駆け込むわけではないので、実態が当人には見えづらいでしょう…。

しかし、国産という基準で切り分けても、良いサプリ、個人に必要なサプリを選択できるわけではありません。

原材料を見て、購入しましょう。


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