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自分のロープで登る

会やグループで登っていたら、共有ロープなので、自覚が起きにくいと思いますが…

命が一番直結している道具なので、やはり自分のロープで登るべき

です。

一般に自立したクライマーは、人のロープでは登らない。

自分のロープで登ります。

それは、ロープの選択も自分の特徴に合わせるためです。

例えば、私は軽くて小さいクライマーなので、伸びの良いロープを使っています。

理由があってロープを借りて登ることはあると思いますが、平時は、人のロープは絶対ダメです。

命が一番直結している道具なので、やはり自分のロープで登るべき。

特に落ちる可能性があるルートでは、なおさら、です。

■ ポンピングについて

また、落ちて元の位置に復帰するときは、現代のスポーツクライミングでは、ポンピング(ポンプアップ、吊り上げ)は不可欠になっています。

が、これを他人のロープでやられると「待ってよ!」となります。

どっかぶりのルートでは、ポンプアップで、ビレーヤーの手助けも必ず必要となります。

グリグリが以前にもまして普及し出したのは、これの影響があります。

チューバータイプでポンピングをやるのとグリグリでやるのはビレーヤーもクライマーも負担が全然違ってきます。

チューバはやはりポンピングで上がるときはずっとロープを引いておかないといけないのでビレーヤーは大変です。

そして引いていてもチューバーは少し滑るので、なおさらです。

ロープはこの作業をやると間違いなく痛みは早いです。

ですので、

最低限岩場でトライする人は自分のロープでトライしないといけない

です。

人工壁もかぶってくると同じです。

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