2020年春 クビならクビと言ってくれ
はじめまして プロフィールに大体このnoteをどういうものにするかは書いたんですが 改めて詳細を書きます。
大阪某所の地域密着型葬儀社の事務員として雇われて5年目の今年、いきなり事務の仕事はもうええ、受付事務と雑用をしろと人事が下る。
田舎の零細企業なので人事といっても社長が「おまえのイスは今日からここや」と言ってしまえばそれまで。
具体的な業務の指示は「自分で考えろ」という会社なので最初は「何かやらかしたから事務の仕事を外されたのでは」など実に気に病んだが、だからといってミスした覚えもなければ怒られたこともない。「なんとなく」の人事異動であったと今となっては思う。
ただ仕事は何をすんねんという話で、目の前で起きたことに自分の判断と裁量で対処しながら二カ月経過し、自分の仕事がなんとなく固まってきた。
もともと就職氷河期世代なので、仕事があれば御の字、食っていくためには殺し以外は何でもやります精神で生きてきたため、事務経験が長くとも営業も接客もやってきたせいで多少の変化にはついて行ける。
ただどうしてもトイレ掃除だけは嫌。
絶対に嫌。
私が配属された葬儀式場は遺族控室や共有スペース全部合わせて洋式便器13個、男子用小便器はええと4個存在する(単位は個なんだろうか)。
私の見る限り、簡易的な掃除しかされていない。
私の見る限り、いろいろとパッと見わかんねえとこはすげえ汚い。
私の人間性の汚さを露呈するようで恥ずかしいがアルバイトの人に最初はお願いしようとした。なんと拒否されてしまう。
やる人が私しかいないならやるしかない。気になる以上は気にしてる人がやるしかない。ていうか仕事やねんからやれ(事務で雇われてんけどな!?)。
どーしてもやりたくないことをやるならなんか見返りが欲しい。
私がこの人生を通して常時欲しい物がほしい。
金である。
金しかほしくない。金しか信じてない。金が全てである。
「トイレ掃除をして金運が上がるのか否か」
そんなもん人それぞれである。
私はただ絶対にやりたくない業務になんらかの見返りが欲しい。私の仕事に意味があったと感じたい(そのくらいやりたくない)。
このnoteに日々の掃除記録をつけて オッ!?馬券当たった!! 的なことがあれば私のトイレ掃除への意欲は更に増し、お客様や共に働く職場の仲間たち(仲は悪い)、もちろん自分も清潔なトイレを快適に使えるようになって私の目に見える範囲での世界平和が実現するわけだ。
もしかしたらやりがいのある仕事になるかもしれない(金運が上がったという確証が得られれば)。
ちなみに本格的に腹をキメてトイレ掃除を初めて一週間、出費が減っている。
今までは会社の帰り道にスーパーで食材を買って帰っていたんだが、トイレ掃除でいろんなものに塗れた身体でスーパーに行くのが忍びなく、家に早く帰って風呂に入ってから行こうとして「風呂入ったからもうお外行きたくない」となって結果出費が減っている。どのくらい減ってるのかはちゃんと記録してない。これからのお楽しみである。
あと厚労省から雇用保険を少なく払ってたからもっかい払わせてくれ(概要)という封書が来た。新手の詐欺かもしれない(忙しくてちゃんと調べてない)。
競馬は好きだがコロナの影響で馬券はまだ買ってない。ネットで馬券を買うと歯止めが利かなくなりそうなので手を出してない(ビビリ)。競馬に関しても今後のお楽しみ。
この日記をつけること自体に飽きるかもしれないし、またある日「なんとなく」で人事異動を命じられるかもしれないけども、トイレ掃除をやりたくない でもやらねばならない というジレンマが熱いうちは自分の為に頑張りたいと思う。
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