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東京ハンドメイドマルシェ2023反省メモ

【東京ハンドメイドマルシェ2023春】に参加した作家の個人的な反省&覚書メモになります

ライブコマースあれこれ

とうとう私のブースにもライブコマースがやってきた。
マルシェのルールでNGとなっていることは知っていたが、過去2回のイベントで出会ったことがなかったので、どこか架空の存在というか、実感がなくかなりのんきに構えてしまっていた。

万一来たらビシッとお断りすればいいだろうと思っていたが、実際はそんなに簡単ではなかった。

私がお断りに失敗した原因(&対策)

①一人参加

ちょうど混んでいる時間にやってきたため、どうしてもお客様の接客を優先させてしまった。
もしライブコマースの人がごねたりして時間を取られたら、対応する人が誰もいなくなってしまう。

少しでもお客様とお話したいし、商品の解説もしたい。
金銭の授受にミスは許されないし、梱包だって自分でやらなければ。
・・・でもなんかライブコマースっぽいのいる!!どうしよう!!で頭ぐーるぐる。

結局、ライブコマースに気が行ってしまい接客に集中はできなかったし、梱包でミスをしてしまった。(ピアスのお客様にチェーンまで入れてしまった)

【改善策】
→混んでる時間だけでもお手伝いさんを頼む。

②ライブコマースの確証が持てなかった

私のライブコマースのイメージ
・外国語で生配信しつつ、作品を乱暴に扱い写真を撮る。
・作家とコミュニケーションを取らず、たまに価格とかを聞いてくる。
・一人、無表情、ぶっきらぼう。

今回現れたライブコマース
・写真は勝手に撮るが商品は割と丁寧に扱う。
・生配信ではなくラインのような文章のやり取りを誰かとしている。
・ためしに接客すると普通におしゃべりしてくる。
・複数人で和気あいあいしながら買う。

【改善策】
→ライブコマースお断りのPOPを準備する
※『写真を撮りたい場合は一声かけてね』的な文を入れる。  
相手が勝手に写真を撮り始めた際、忙しくてもPOPを手で示して意思表示できるよう、目立つ場所に表記する。

③仲間が現れた

最初女性が一人だったのだが、途中から男性、女性が一人ずつ加わって計3人になった。
単純に一人で相手するの怖い。

【改善策】
→迷ってないで気づいた時点でお断りする。
 もたもたしていると仲間を集める可能性がある。
 あとやっぱり混んでる時間だけでもお手伝いを頼む。

【ライブコマース・余談】
お客様もライブコマース禁止なことを知っている人が多いので、ちゃんと対応しないと『ルールにいい加減な作家さん』『売れれば何でもいいと思っている作家さん』と受け取られる恐れがある。
これはホントに怖い。

あと、スタッフさん達がめっちゃ頑張ってた。
逃げるライブコマースの人を万引き犯ばりに追いかけて取り締まったり、
一般のお客様にもブースのそばで携帯を出さないように注意していた。
毅然とした態度が取れなくて申し訳なかったです。
次はPOPと心の準備をして頑張ります。


受注用の用紙を持っていく

ありがたいことに品切れの商品がちらほらあったのだが、『売り切れちゃって・・・すみません』で終わらせてしまっていた。
私の場合ネットショップには一部商品しか載せていないし、ショップカードを渡しても後日必ず購入できるわけではない。

途中で『売り切れ商品は受注にすればいいのでは?』と気が付いたが、小さいメモ用紙しか持って行っていなかったし、金銭と個人情報のやり取りをするのに、その辺のメモに記入しろというのも不安だと思う。

次回はちゃんとした受注表をしっかり用意していきたい。


商品が見えにくい

今回張り切ってたくさん持って行ったが、全て並べる必要はなった。

特に悪かったのは鉱石シリーズのこちら。
手前の商品しか見えない。

そして奥の恐竜シリーズも。

まずわざと汚したタグのせいでモチーフの恐竜が見えにくい。
さらに標本箱に収めたことで、角度によっては恐竜が見えない。
さらにさらに、くぼみに収まっているのですごく取り出しにくい。
私の見ていた限り、標本箱の恐竜を手に取った人は皆無。

あとこちらのシャボン玉ビンも。

とにかく見にくい。
封蝋をあしらったタグの存在感がすごいし、何売っているのかパッと見わからない。
しかも微妙にデザインのちがう商品をたくさん用意したのも選びにくい。
『多すぎて選べない・・・』の声を2,3回聞いた気がする。

↓まさにこれ。ジャムの法則。

【改善策】
①タグを白に変更
今回アンティーク感を出したくてタグを汚したが、結果アクセサリーが見えにくくなったので、アクセサリーが引き立つカラーへ戻す。
封蝋をあしらったタグもやめる。

②商品は基本、各1で出す。同じパーツ等を使った類似商品も3つまで。
ジャムの法則もそうだけど、単純に大量に出すと安っぽく見える。
『高く見えるけど安い』は喜ばれるけど『安そうに見えて安い』は当たり前。『安く見えて高い』は最悪である。
アクセサリーの数をしぼり、商品間のスペースをもっと開ける。

その他

待機列

朝はとにかくすごい列。
会場の中からなのでどのくらいまで伸びていたのかは不明。
13~14時くらいに寄ってくれた友人によると、お昼を回っても待機列があったが、10分ほどで中に入れたとのこと。

時間帯別の混み方


私のブース位置は真ん中より奥側

11:00 オープン
なかなかこちらまでお客様が来ない印象。
途中にワークショップスペースもあり、入り口付近から徐々に人が増えていく感じ。

11:00~12:00
奥のブースにも人が増えていく。
人気の作家さんのブースには人だかりができている。
まだピークをむかえていない感じはする。
まだ外に列が見え、周りのブースの作家さんから入場制限かかっているのかな?みたいな声も。

12:00~14:00
ピーク到来。
奥のブースにも人があふれている。
お目当ての作家さんを回り終えたお客様が、ゆっくり見て回っている。
私のブースもこの時間がピーク。
ライブコマース来たのもこの時間。

14:00~15:00
徐々に落ち着いてくるが、予想していたほどお客様が減らない。
外の列はいつの間にかなくなっている。

15:00~17:00
お客様が減り、作家さんがブースから出てきて買い物したりあいさつ回りしている。
私も行きたい。一人参加なのがちょっと悔しい。

17:00~18:00
早い作家さんからぼちぼち片付け始めている。
のこり15分くらいになると一気に片付け始めている。
東京ハンドメイドマルシェは19:00までに撤退なので気持ちはわかる。
ただ、18:00ギリギリまで見ているお客様もちらほらいるので、撤収のタイミングが難しい。
(片付け時間もう30分くらいほしい・・・)


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