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2020年ぶっちぎりに強い女爆誕、Netflix 「クイーンズ・ギャンビット」を見たよ

各所で大絶賛のクイーンズギャンビット、Netflixならではのバンバン進んでいく脚本に心掴まれ、一気見しました!

一見シリアスっぽい音楽・ルックですが、中は本当に超王道ジャンプ(努力・友情・勝利)もの!見終わった後スカっとするし、たくさんの愛に触れてじーーんともする素晴らしい作品でした。

映画の最も盛り上がるシーンで棋譜で見せる、というのは、二年前の大ヒット映画「クレイジー・リッチ」でもありましたね。分かる人だけにわかる、にくい演出ですよねー!(詳細は辰巳さんの記事を参照↓)

棋譜を見るに当たり、チェスyoutuberとして活躍されている紀人チェスチャンネルさん(twitter:@KihitoChess)の動画を参考にさせてもらいました。質問にも丁寧に答えていただき、ありがたかったです!助かりました!

この物語の年代は、ウーマンリブ運動真っ只中。生き方を自らどんどん切り開く女性がたくさん描かれます。

・主人公ベス→自らの才能を武器に男社会のチェス界で活躍
・友人ジョリーン→孤児院を出た後、パラリーガルとして働きながら弁護士を目指す
・義母→愛のない夫に見切りをつけ、ステージママとして活躍
・モデル美女→容姿を武器にパリで活躍

一方、対照的に何度もシーズンを通して悪夢のように繰り返し出てくるベスの母。不倫の末授かったベスと生きていく活路を見出せず、不倫相手に無下にされた直後、ベスと無理心中をはかります。(ベスのみ生還)

いかなる状況であれ、どんな性別であれ、自分の生き方の舵を取るのは自分自身。愛は強要するものでも、執拗に探すものでもなくて、一生懸命自分の人生を生きてさえいれば、自ずとそこにあるものなのかな、とも思いました。

2020年ベストと言っても過言ではない、愛と成長のヒューマンドラマでした!

きん
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