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若手プロに知ってもらいたいこと 友添敏之プロに学ぶカネポン攻略法

【誰でもDMして良いわけじゃない】

 7月23日の「麻雀最強戦2022男子プロ魂の一打」で友添敏之プロが優勝しました。
 
 友添さんはちょっと特殊なルートで最強戦出場を決めたのですが、そのあたりのいきさつは友添さんのnoteをご覧いただくのが良いかと思います。

https://twitter.com/pottikyoto/status/1548925916549890048?s=20&t=G9Pho3_zA8G2p7fK7g18ag

 要するに、友添さんはカネポンこと金本晃「麻雀最強戦」実行委員長にダイレクトに連絡し「どうやったら出られますか」とストレートに聞いたわけです。

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 まずこの行為なのですが、あまり安易に真似しない方が良いでしょう。
 相当に危険な行為です。

 相手がカネポンだから良かったものの、普通の社会人的感覚のある人だったら、ものすごく警戒されてしまいます。
 これだけで「この人と関わるのはやめておこう」と思われるかもしれません。

 ただ、友添さんはちょっと特殊なキャラクターを持っている人でもあります。
 自分で雀荘や飲食店を経営しており、年齢もそこそこいっていて、アフロで、新人王を獲った時に麻雀界では話題になって。しかも、Mリーグ「EX風林火山」のオーディションでも惜しいところまでいきました。そういった「背景」があったので、いけたのかもしれません。

 逆に、ものすごく若くて、世間知らずと勢いだけでカネポンにDMしたならセーフとか。色々なケースが考えられるのですが、とにかく「一か八かのギャンブル」にはなります。
 すごく嫌われる可能性もありますし、友添さんのように、良い方に転がることもあるでしょう。

 おそらく友添さんは「商売人としての感覚と読み」「大丈夫」と踏んでカネポンに連絡をしたのだと思います。
 友添さんのnoteには「敢えて」書かれていませんでしたが「風林火山オーディションで惜しかった今がギリギリ賞味期限」と考えて、思い切ってカネポンに連絡したのではないかと、私は思っています。

 そのカネポンの答えが「noteの原稿を書いてください」でした。

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【裏方が「やれ」と言ったことをやるのが正解】

 一見、最強戦に関係なさそうなnoteを書けという指令は、たぶん、おかげさまでこのnoteや「近代麻雀note」が好調だからだと思います。カネポンはそんな深い考えを持たない人なので、その時に思いついたことを言ったんだと思います。
 
 でも、そんなことはどうでも良いんです。
 大切なのは、自分からアプローチした相手から「じゃあこうしてください」と言われたことに対して、誠実に返すことです。

 アプローチした相手が「note書いてください」というのは、かなり誠実な対応です。適当に言葉を濁すことだってできるのに、ちゃんと対応してくれたわけですから。

 カネポンみたいな人でも、編集長なら多くの人から色々なことを言われます。こうしたい、あーしたい、使ってくれ、書かせてくれ。
 それらに「じゃあこれやって」と返事したことに対して「面倒くさそうだからやらない」とサボってしまった人は「なんじゃこいつ」と思われるんですよ、絶対に。その程度の意気込みで来てたのかよって、カネポンサイドは思うわけです。

 だから、物事の決定権がある人が「これをやりましょう」と言ってきた場合、原則的には「つべこべ言わずにやるのが正解」です。

 たとえばですが「あなたは常に全身ピンク色の服にしましょう」と言われたら、素直にやるのが正解です。

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