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若手プロに知ってもらいたいこと 関係者(社)批判はSNSでしない方が良い

【他社の落ち度をSNSで指摘しない】

 「大和証券Mリーグ」で二階堂瑠美プロがリーチを掛けた際に発声が遅れ、打牌後に「リーチ」と言ったことで批判を受けました。
 これは確かにルール違反だと私は思います。
 しかし、特にイエローカードが出されることもなく、この行為はスルーされました。


 これに対して、質問なり改善要求なりしたい人がいるかもしれません。現時点ではMリーグと無関係な選手でも、将来的には出場するかもしれないですからね。

 そういった場合、プロ団体に所属する選手がとる行動として適切なのは以下の内どれでしょうか。

①直接Mリーグ機構に連絡する
②自分が所属する団体の担当者に連絡する
③SNSで言及する

 一番良いのはですね。その質問や改善要求の内容を自団体の担当者に見てもらった方が良いでしょう。わざわざMリーグ機構に連絡する必要もないケースの方が多いと思われます。いきなりを選んで、お世話になっている企業の方の、お手をわずらわせるよりもの方が良いでしょう。

 最悪なのはです。どれだけ丁寧にキレイな文章で書いたとしても、マイナスの話をネット上に書きこむのは「発行部数無限」「無料の媒体」「ネガティブ要素」を掲載するのと同じなんです。実際に何部流通するかは分かりませんが、私のちょっとしたツイートでも、5万人以上の人が見ますから、雑誌に掲載されるよりも影響力が大きいかもしれません。

 たとえ正義が自分にあっても、言った方が世の中のためになると思っても、マイナス要素をはらんだ内容は、SNSに書き込むべきではありません。
 もちろん、言論の自由というものがありますから、誰も強制はできないですよ。
 でも、頑張っている仲間がいるのに、その足を引っ張る可能性があるようなことをしない方が良いじゃないですか。

 私が、日本プロ麻雀協会所属の山田数馬プロの以下のツイートを見た時に思ったのは、ここぞとばかりに小馬鹿にしてきたなー。でした。


 山田さんは結局、当該ツイートを削除したのですが、画像として保存している人がいたので、それを見て文字に起こしたのが以下です。

 
《連盟ではリーチの発声についての記載はありません。(協会はあります)そしてMリーグもリーチ発声が遅いことや動作順番(聞こえないこと)などへのペナルティ記載もありません。ルール上問題無いという。ただリーチの取り消しが「発声以後は不可」となっているので発声は遅いほど有利っぽいですね。》

 この程度の「(私にとっての)小馬鹿にされちゃった発言」なら、だいたいはスルーします。まあ「面倒くさいんで、私以外の誰かに怒られてください」です。
 
 でも、今回、私が気になったのは「対象」として「大和証券Mリーグ」が入っているからなんです。
 

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