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若手プロに知ってもらいたいこと 「語るに落ちる」にならないために

【批判はダメじゃない】

Mリーグ

「Mリーグ」が始まると「視聴者による打牌批判」も始まります。
 それはプロ競技として当然のことであり、健全な状態で、かつ注目度が高く人気がある証でもあります。
 ただ、同時に「批判のフリをして悪意のカタマリをぶつけてくる行為」も増えてきます。
 これもプロスポーツやエンターテインメントにはつきものなのですが、つきものだからといってスルーして良いかというと微妙です。
 
 プロ雀士の麻雀に対して「これ微妙じゃないか」とか「なぜこう打ったのだろう」「こう打った方が勝つ確率が高いのに」とか、本気で戦術を語っているのであれば、それはまっとうな批評であり批判だと思います。

 でも「こいつ下手くそ」とか「バカ」とか「二度と出てくるな」とかは悪口です。
 こういった悪口、誹謗中傷を受けて、プロ雀士自身が精神的に傷ついたのであれば、法的措置をとることを考えても良いと私は思います。
 他人を「バカ」とか「消えろ」という自由があるのであれば、その「言葉の暴力」から身を守る権利もあるのです。
 
 と、こういう話は、実は私は幾度となく、このnoteで書いてきたんですよね。Twitterでも言ってきました。
 
 すると、必ずと言っていいほど「プロなんだから批判されて当然でしょう」と言ってくる人がいるんです。

 いや、だから、批判はええって言ってるやん!
 
 「批判」というジャンルに入れない「悪口」に対しては、こちらも強めの対応をしますよ、という話をしているんです。
 
 ということを言ったら「でも、やっぱりエンターテインメントである以上、批判はつきものだと思うのです」と言ってくる人がいます。

 いや! だ! か! ら!
 
 批判はええって言ってるやん!

 悪口はヤメロって言ってるんです。

 野球場の野次はどうなの? と言ってくる、おそらく40代以上の人もいますが、数年もしたらそれも禁止されますよ。
 今はコロナだから禁止されていますけど、ぜんぜん面白くもない自己満足の悪口を聞かされる他の観客にも迷惑です。だからコロナ禍が終わって、野次が増えたら対策が検討されると思いますよ、たぶん。
 かつては下らない野次を飛ばした人が別の客に殴られたりしていました。
 今はそういう状況でも殴ったらすぐ警備員がきて警察沙汰になるでしょう。
 だから逆に野次はノーリスクなストレス発散なのかもしれませんが、そんな個人的天国で周囲全員の地獄みたいなものが野放しにされ続けるわけないですよ。

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 だから、野球場での野次はOKなんだから麻雀プロのことをボロカス言わせろというのは通りません。ちゃんとプロ側も反撃させてもらいます。



【分かってて言っている】

 本当に日本語が通じなくてしんどい思いをしたのですが、そのおかげで「ある法則」が見えてきました。
 
 それは「心当たりがある人だけが騒ぐ」ということです。


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