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「女流が喜ぶプレゼントランキング」は「女性が喜ぶプレゼントランキング」

【炎上して当然】

 和泉由希子プロが書いたnoteの記事が話題になっている。4月25日22時半の時点で反応は以下の通り。

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 引用ポストの中には否定的な意見も多かった。

 「貢ぐアホがたくさんいるからこんな厚顔無恥な記事が書けるようになっちゃう」
 「あさましい」
 「和泉さん好きだったのに、これはクソみたいなnoteで残念」
 「女流はただの強欲集団」
 「貧困に喘いでいるんだろう」
 「たしかに金券ならホストに貢ぐプレゼントを買えるもんな」

 こんな感じだったのだが、決して和泉は「プレゼントをくれ」と言っているわけではない。
 書き手は普通「読み手がある程度の常識を持っている」ことを前提にして書く。
 その上で「読み手が書き手に対して悪意を持って曲解しようとした場合、何を書いても文句を言ってくる」ことを覚悟して書く。
 そうしないと、テンポが良く読みやすい記事にはならない。
 いちいち「これは別に、どうしてもプレゼントをくれということではなくてですね」とか、そういう「言わなくても分かるような注釈」を入れていたら、常識と善意を持った人が読む時にしんどくなるのだ。
 今回の和泉の記事も「別にプレゼントなどなくて当然」という、言うまでもない、当たり前の事実を省いて書いてある。
 ただ「これをあげると喜ばれますよ」という「ランキング」を示しただけで、誰に対しても、何も強制していないのだ。

 なのになぜ、和泉がこうやって叩かれるのか。

 それは私が少し前に書いた記事の通り、気を付けるべきは「話の内容」ではなくて「使う単語」という「原則」が守られていないからだ。
 日本語をちゃんと読解しようという人たちは別として、一部の「単語しか見ない人たち」は「金券」とか「ブランド」というワードを見て興奮してしまうのである。
 私の説が正しかったことが、たった4日間で証明されてしまった。

【言えないホンネを代弁】

 和泉のポストの「コレ、有料で良いんじゃない?」と黒木さんに言われたけど、あえて無料にしました! という部分を捉えて「自分たちがプレゼントを頂いている側なのに、この記事を有料にしようとする黒木意味分からなすぎて草」というポストがあったのだが、結局こうなることが予想できたから有料が良いと私は思ったのだ。

 つまり、この手の記事につく100円とか200円とかのお金を支払わない人は「ほぼ間違いなく女性プロにプレゼントを購入しない」のだから「いつも気を遣って、いろいろ考えてプレゼントを買ってきてくれるような人のための情報」として、有料にしておいた方が良いんじゃないのと。その方が「参考になりました。ありがとう」という意見が大半になって、面倒くさくないよという考えで言ったわけである。

この記事は7月1日発売の「麻雀界炎上事件簿」に収録する予定です
noteで購入すると400円と少し高いですが、定期購読(月980円)なら今月の記事はすべて無料で読めます
また、7月1日発売の書籍は1,500円ぐらいになりそうです。
今後も少しずつ発表していきます

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