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追っかけの片八百長をどうするべきか
【ドラゴンボール芸人のtweet】
芸人のスタジオカドタさんのtweetを読んで目を疑った。
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— スタジオカドタ (@himegucci0707) July 18, 2022
麻雀プロのファンの人に本当に読んで欲しい。
本当に女流プロは悪くない。 pic.twitter.com/1omZEzRoRk
要するに、自分が推している女性プロ雀士とフリー雀荘で同卓した際に、いわゆる「片八百長」を仕掛けたという話だ。そしてカドタさんはその被害者ということになる。
女性プロがリーチを掛けたらわざと一発で放銃したり、女性プロが鳴いたらわざと鳴かせた。
そしてオーラスは安くアガって女性プロがトップになるように打った。
簡単に言えばそういうことなのだが、これは明らかな片八百長だ。
片八百長はコンビ打ちとは違い、特定の人物に有利になるように打つことだ。特定の人物には八百長に加担している意識がなく、罪もないのだが、ここまであからさまな片八百長を仕掛けられれば、さすがに途中から気づいてくるだろう。
このtweetが7月20日14時現在、1,800件以上の「いいね」を集めている。
【片八百長はダメなの?】
フリー雀荘でイカサマは禁止されている。見てはいけない牌を見たり、取ってきてはいけない牌を取ったりすると、イカサマと指摘され、店から追い出される。以降、出入り禁止が普通だ。
こうやって1人でやるイカサマもあれば、コンビプレーで行うイカサマもある。たとえば店員と客がグルになって、後ろからサインで待ちを教えるイカサマがある。
一緒に卓に入って2人でグルになる「コンビ打ち」というイカサマもある。
現在のフリー雀荘のルールは、トップが+45、2着が+5、3着が▲15、ラスが▲35といういびつな順位点なので、トップとラスを合計すると+10になる。
つまり、2人コンビで打って片方がトップで片方がラスでも「勝ち」になるのだ。
これらは明確に禁止されており、発覚した時点で追い出されるだろう。
ただ、コンビ打ちには証拠が残りづらいので、疑惑があった時点で客が店に相談し、店側がこっそり監視する。そして「これはさすがに」というところで客に話をして、帰ってもらうというのが普通の対処だ。
今回の片八百長は、このコンビ打ちに近いものである。
女性プロと追っかけ客はコンビの意思疎通はなくても、やっていることは同じだ。
女性プロは罪にならないかもしれないが、他の客が受ける迷惑は同じなのである。
だからこのケースは店側が「イカサマ」と同じように扱うべきなのだが、それができないのはなぜだろうか。
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