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仲田加南プロを目指して【古小路 亜美】

皆さんこんにちは。
日本プロ麻雀連盟の古小路亜美と申します。

前にnoteで私の生い立ちを少し書かせていただきました。


全体の40パーセントくらいしか書けませんでしたが結構な反響をいただきました。
無料記事ではありましたが応援のスパチャをいただきましてそちらのお金は児童養護施設で暮らす子供たちのために寄付させていただきました。本当にありがとうございました。

先日黒木さんと他の連盟の先輩たちとご飯をご一緒させていただいたときにまた記事を書いてみないかとお話をいただきました。
文章を書くのはとっても苦手な私ですが(今も打っているときに唸りながらやってます)この機会に自分自身のスキル向上も含めてやってみようと思いました。

だらだらと文を読んでいただくのは大変だと思うので
小分けにして書きたいと思います。


1 協会をやめて連盟に移籍した理由

まずはこれについてお話させていただきます。

移籍した理由は単純明快、仲田加南プロと同じようなかっこいい強いプロになりたいからです。
私が目指し、尊敬しているプロです。

協会のままでもその目的は達成できるではないか?わざわざ団体を変えなくてはいいのではないか?なんでお前最初から連盟に入らなかったの??
一つ一つご説明させていただきます。

なんで連盟最初からうけなかったの??
これは簡単です。私が単純に公式ルールの面白さが全く面白そうと思っていなかったからです。私は渋谷のフリー雀荘で麻雀を覚えました。
一発裏ドラカンドラありのルールを当たり前だと思っていたため19歳の私はそんなルール何が面白いの?!と正直思っていました。
しかも切り上げ満貫もないし2000・3900などの点数申告もしっかりできる自信がなかったんです(おバカちゃんなので)。

そして周りがちょうど協会のプロテストを受け皆プロになっていき、当時最強位と雀王を取られた金太賢プロとお仕事をさせていただく機会があり自然と協会のテストを受ける形になりました。

団体を変えた理由は公式ルールの面白さが少しずつ分かってきたからです。
まだまだ公式ルールに触れたばかりの身ではございますが、初めて王位戦に出たときにとても面白く奥が深いゲームだなと知りました。
もっと公式ルールを打ちたい。鳳凰位戦のリーグ戦に出てみたい。そして加南さんと一緒に戦ってみたい。その気持ちが強くなり半年近く悩みましたが、早い決断のほうが後々後悔するより絶対に良いと思い移籍を決断しました。

2 なぜそこまで仲田加南プロを推しているのか

この話をするには私の生い立ちから話したほうが早いので先に簡単に話したいと思います。

私は1歳半の時に母親の無理心中のせいで養護施設に入ることになりました。

母は薬物の後遺症で鬱や心の病気になり浮き沈みの激しい多重人格者のような人でした。実際8歳の時に私は母に殺されかけました。お前なんて産むんじゃなかった。お前なんて誰にも必要とされないんだから。そういわれたのを今でも鮮明に覚えています。
父は幼少期に母の自殺を止めるために自殺しました。20代前半でこの世を去りました。

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