アンチコメントは無視するが「つまらない」には対応
書籍『麻雀で生きていく』より
登録者 10 万人を達成
YouTubeを始めた時からチャンネル登録者数 10 万人は区切りとして目標にして いました。しかし7万人を超えたあたりから伸び悩み、麻雀のルールを説明して実戦して最後にまとめるという形がマンネリ化しているのではないかと反省しました。
そこで、一眼レフのカメラを使ってみたり、ゲストではないのに四国に行ってだんだん畑の動画を撮ったり徳島サンマ(バンバンがない1翻 30 符 240 点ルール) を打つなど、いろいろなことに挑戦しました。
その甲斐あってか少しずつ登録者数が増え、ある朝目覚めると 10 万人を超えて いて感慨深いものがありました。
多くの皆様に応援されていますが、中には手厳しい批判もあります。アンチの人のコメントについては気にしないようにしています。何かを発信して全ての人に好かれるというのは無理なので、それはあっても当たり前です。
ただ、僕がアンチコメントよりも気にするのは「つまらない」と言われることです。実はそれは早めに言ってくれると助かるので、直せるところは早めに対応したいと思っています。
僕は従来、自分の手牌だけが映るように動画を取っていましたが、4人全員の手牌が分かるような動画にもチャレンジしてみました。すると、すぐに視聴者の方から
「手牌が見にくい」
という指摘を受けました。
4人の手牌を全部映そうとすると、編集が大変なのですが、「見にくい」という理由で見放されてしまったらいけないので、すぐに改善しました。改善するのに時間はかかりましたが、指摘してもらえて、ちゃんと対応できてよかったと思っています。
動画の質を改善すると、すぐに反響が数字で分かるので励みになります。「つまらない」とか「見にくい」とか言われるのはつらいですが、視聴者の期待を裏切って、見放されてしまうのはもっとつらいです。これからも工夫してよりよくしていこうと思うので、期待していただきたいと思います。
麻雀界に貢献できているという自負
今の僕は麻雀プロとして活動していた頃よりも、麻雀の普及に貢献できているんじゃないかな、という自負があります。
YouTube を見てくれる人も多いですし、 雀荘のゲストに入ると多くの人が来てくれます。
ただ、僕は別に「麻雀界のために何かを成し遂げたい」という野心があるわけではありません。自分の好きな「麻雀」というゲームを好きになってくれる人が増えてうれしいな、という感じです。そしてそれに収益と知名度がくっついてくるのですから、マカオにいた時に
「YouTubeをやった方がいいな」
と感じられてよかったと思います。
もっと将来、もしかして僕が雀荘をオープンするとなった時に、知名度があるのとないのとでは、お客様の入りが全然違うでしょう。今一生懸命やっていることは、きっと将来に結び付くだろうと思っています。
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