魔神の父のМリーグ観戦記 ⑨ 2023年1月31日
1「麻雀遊戯Café」にて
「麻雀遊戯Café 【麻雀遊戯CAFE】家族のこと教えて[ゲスト:渋川難波、森井巧] - YouTube」を見ていた妻が「あなた、渋君にさんざん色んなこと言われてるわよ」と、ニコニコしながら話しかけてくる。
「渋君、私のことは『普通のおっとりとした感じの人』だって」と嬉しそう。Caféではわが家族の話で随分盛り上がっていた。とても楽しそうで良い感じ。森井監督の「サクラナイツは家族だ」は温かい言葉だなあ。
是非いつか、控え室にお邪魔してみたい。
ただ一か所だけ「ん?」て思うところが。
渋川は言う。「昔は父さん麻雀めちゃくちゃ強いと思ってたんですけど、ちょっと麻雀知ってくると全然だなって」。
何だ何だ、どうしてどうして?まあ、そう言えばこんなことがあった。
12・3年前のこと。フリー雀荘で私がオーラスあがりトップの場面。7巡目。
私の後ろで渋川が見ている。
ここは父の奥深い麻雀を見せてやらねばなるまい。このままリーチなんて味がない。
發をポンしての3メンチャンか、2索を引いての3メンチャンリーチまで待つんだ。ところが手は全く変わらず發も出ない。
その間に後の3人みんな4・7索をサクサク切り、結局対面が5・10をつもあがってトップで終了。こわごわ後ろを見ると、渋川のあきれた顔が。「リーチだよね」とぼそっとつぶやき、遠くに去っていった。
でもチョットマテ。渋川から見て私が麻雀弱いというのはまあ良いが、「全然」は言いすぎだ。だってこの観戦記、「麻雀全然」の人が書いてるってなったら、読んでる人はどう思うんだ。
というわけで、少しPR。
私の最近10年のフリー雀荘での成績。
トップ率29.5% ラス率 20.3%
先月の某フリー雀荘のランキング
着順平均・トップ数・レーティングの3部門の内2部門を制覇。
直近の、渋川と腕利きメンバー二人との半荘8回勝負では、渋川には及ばなかったもののプラスの2着をキープ。まだまだ現役。少なくとも「麻雀全然」ではない。
どうぞみなさん、安心してこの記事を読まれたし。
今回は特に張り切って書くぞ。
2 いつもの(?)東場、持ち点11800点に
この試合は実に見ごたえのあるものだった。渋川は色んな意味で本当に渋川らしい麻雀を打ったと思う。毎局目が離せないデッドヒートであった。
東1局。渋川リーチするも、親の白鳥さん1000オール。1本場は亜樹さんと黒沢さんのリーチ合戦。渋川も白鳥さんも降りていたはずだが、白鳥さんは何としぶとくテンパイに。渋川一人ノーテンの3000点の出費。これは痛い。白鳥さんは2本場も加点。3本場は黒沢さんが渋川の追っかけリーチを抑えての満貫つも。渋川失点続き。
しかし3本場、ここで渋川はギャラリーを唸らせる一打を放つ。
この手、何を切る?
私だったら9索に決まっている。しかし渋川が手をかけたのは、何と4筒。7・8・9の三色をしっかりとにらんだ一打である。
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