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【多井さんにキレたことも…】RMU女流プロが明かす、テレビに映ってないときの多井隆晴【文・増田悠理】

Mリーガー、人気Youtuberとして名高い多井隆晴。選手としての実力は誰もが認めるところだと思います。
一方で多井隆晴は競技麻雀団体RMUの代表の顔を持っていることを皆さんはご存知でしょうか?
そもそもRMUをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、RMUは2007年に多井隆晴、河野高志、阿部孝則といったメンバーで設立された競技団体です。
団体設立については黒木さんの過去のnoteに少しだけ記述がありますので、興味がある方はこちらをどうぞ。

私がRMUに入会したのはそれから5年後の2012年になります。
それから大会運営等を経て、RMUの裏方、事務局員として活動していく中で、私が見てきた多井隆晴を今回は書き留めてみました。皆さんの印象とは違う多井隆晴の側面を表現できるかわかりませんが!
※ここからは普段の呼び方である多井さんという記載にさせて頂きます

1. 多井さんとの出会い

私と多井さんの出会いは私が中学生の時まで遡ります。

中学時代の私

日本麻雀機構杯という大会に私の母の友人が勝ち進んでおり、その応援に行ったときです。
家に全自動卓ある環境で育った私は麻雀のルールは知っていても、競技の世界や麻雀プロの世界は全く知りませんでした。そのためそこで初めて母に「多井隆晴」というプロを教えてもらいます。
母にサインを貰ってくるように言われた私は双子の姉と共に多井さんの前に行き、しっかりサインを貰いました。
当時多井さんは私たちに何か声をかけてくれたとは思うのですが、残念ながらその内容は覚えていません。
それから数年後、RMUに入会した私と初めて会ったときに多井さんの方から、「あの時の中学生!」と言われたのはびっくりしました。
多井さんから言われるまで私はすっかり忘れていたからです…。そしてサインは引っ越しのときに捨ててしまったようで今はないです…。

2. 立会人の多井さん

当時のRMUのリーグ戦は4階層(RMUリーグ、R1リーグ、R2リーグ、R3リーグ)で行われており、R1~R3は同日開催の9卓程度でした。
そしてその立会人は多井さん、阿部さんが務めていました。
立会人の仕事は主に裁定や成績入力です。
今でこそ表舞台で華やかなイメージが強い多井さんですが、私の入会当初はそういった仕事もしていました。

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