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料理の出来ないデブ

昨日、友達と喋ってたのだが、そいつが

「俺の妹、デブのクセに料理出来ねえんだよ!!」

とボヤいていた。

〇〇のクセに。これらの固定観念はジェンダーレスなどが叫ばれる昨今、あまり声高には出来ないワードではあるのだが、確かに、〇〇なのに〇〇出来ねえのかよ!!とツッコミたくなる気持ちは分かる。

その例えを考えようと思ったのだが急に思いつかなんだ…

ドレッドヘアなのにレゲエ興味無い

とか?うーん

ふとある思い出が蘇った。

昔私、東京の赤羽のスポーツクラブで働いてたんです。

そこにバイトで、年は一個上の内田さんっていう人が入って来たんです。

その人やたらと

「僕握力70キロあるんですよ!!」「デッドリフト〇〇キロ挙げれるんですよ!」「僕、遅筋線維より速筋線維が多いんで瞬発力が凄いんですよ!」

と筋肉自慢ばっか僕にしてくるのだ。

見た目ネルソンズの和田まんじゅうみたいなクセに

あんまり自慢がウゼェもんで

「おい!内田さん!そんなにスゲェなら俺と腕相撲勝負しろ!腕相撲なら負けねえぞコラ!」

と言ったら

「あ、僕腕相撲は弱いんですよ」

「うるせぇー!!テメー自分の自慢ばっかしやがって逃げんじゃねーよ!さっさとやるぞこらー!」

勝負は、彼はホントに屁みたいに弱く、僕が勝ったのだが…何にも嬉しく無かったなぁ…

せめて

せめて

筋肉自慢は腕相撲強くあれ

ごめん偏見だけどマッチョのクセに腕相撲弱いヤツはムカつく

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