北海道大学入試_国語_知識問題と解説(2006~2024)
「北大に絶対に合格するぞ。でも、国語ってどうすれば点数を取れるようになるんだろう?」
大学受験に向けて勉強を頑張っているけれども、国語で点数を取るためにどうすればいいか悩んでいませんか?
こんにちは。きんこです。
今日はnoteをお読みいただきありがとうございます。
国語の受験指導を20年以上してきた私が断言できることがあります。
それは、国語は他の教科と大きく異なり、とにかく問題を解けばいいという教科ではないということです。
国語の学力を身につけるには、文章の読み方を身につけ、選択式・記述式それぞれの解き方、答え方を知り、その上で問題を解く必要があります。
文章を読むときや問題を解くときはもちろん、採点した後の復習でも、これらのやり方で読み、解くことができたかを確認します。そうすることで国語で点数を取ることができるようになるのです。
ただ、これは「内容読解」という面での点数です。
たしかに、国語において配点が高いのは「内容読解」に関するものです。
でも、見落としてはいけないのが「知識」があれば解くことができる問題です。
北海道大学の入試問題であれば、現代文の漢字、古文の現代語訳、漢文の漢字の読みや書き下し文、現代語訳がコレに当たります。
北海道大学の受験生を指導してきて、これらの「知識」系の問題を解けるかどうかが、「内容読解」と同様に、いや、それ以上に合否への影響が大きいことを感じてきました。
北大国語は、現代文100点(50点×2題)、古文25点、漢文25点の150点満点です。
北大が公表している合格者の平均点や最低点から考えると、共通テストで大きな余裕がない限り、最低でも60%は得点しないと合格は厳しいでしょう。できれば70%は得点したいところです。
150点満点中、最低でも90点、できれば105点です。
では、150点満点中「知識」系は何点くらいなのでしょうか。
設問ごとの配点は公表されていないのであくまで予想ですが…
現代文の漢字は7題の出題(各1点)が続いており7点。
古文の現代語訳は3題の出題(各3点)が多く、9点。
漢文にいたっては、設問4つのうち、漢字の読み(8点)、書き下し文(5点)、現代語訳(5点)の設問3つとなっており18点(年度によって問題数にバラツキはあるものの合計点はほぼ同じ)。
このように150点満点中の20~25%が「知識」系です。
古漢だけで見るならば、50点満点中なんと50%以上です!
「知識」系の問題が如何に重要かが分かりますね。
そこで、このnoteでは、2006年度北大入試以降の「知識」系全問題をピックアップし、それらの解説をしました。
古文や漢文の現代語訳は必要に応じて補足をしていますので、本文を読まなくても答えることができるようになっています。
また、それぞれに詳しい解説をつけました。
「知識」は暗記しなければどうしようもありませんが、その知識をどのように使うかを知らなければ、正答することができません。
細かいところや注意すべきことも解説していますので、大幅な得点力アップが見込めるはずです。
漢文は縦書きでないと厳しいため、現古漢すべてPDFでのご提供となります。
PDFは以下のものがあります。
すべてダウンロードできますので、お好きなように活用してください。
全問題(問題のみ)
全解答(解答のみ)
現代文の漢字(問題+解答)
古文の現代語訳(問題+解答)
漢文の漢字読み(問題+解答)
漢文の書き下し文(問題+解答)
漢文の現代語訳(問題+解答)
「問題+解答」では各問題のすぐ後に解答を載せています。
次のファイルは2024年度入試の問題と解答です。
このような内容で2006年度入試からをまとめていますので参考にしてください。
また、ブログでは文章の読み方や記述問題の解き方も解説していますので、良かったら見てみてください。
では、北大合格目指して頑張りましょう!
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?